音楽

西新宿で台湾料理

Bの執着で週に二度目の湯川潮音。ワンマンではなく、専門学校の地下にあるステージで催されるイベントのひとつ。行ってよかった。ワールドスタンダードとの共演もよかったけど、キセルを知ったことがよかった。おもしろい兄弟だなあ(兄弟だと思う)。キリン…

明日館で湯川潮音

ひさしぶりに池袋の明日館。ここは音の響きがほんとうにいい。潮音ちゃんも、のびのび声がでている。パーカッション、サポートにまたしても千住氏。女王潮音に完全に牛耳られている舎弟ふう、そういうプレイがしっくりくるタイプなのかもしれない。あいかわ…

コーヒーカンタータ

この曲まだ聴いたことないんです。たださっきからコーヒーめちゃめちゃ飲んでて、ディスクユニオンでもらった卓上暦の四月のバッハこっち見てるし、ふっと連想。 昨日くらいからなぜか突然タイライクヤの密かな線という歌がやってきて頭に響いている。すごく…

コーラスからムーンライダーズ

コーラス、第一部の終わりのコラール。二度目の譜面読み。これはとても現代的な音楽だと思う。第一部の総集編的つくり。もうこれまでにおなじみになっているコラールのメロディが粉々になって、あちらこちらにちりばめられる。手動サンプリング。これはなか…

カーネーション

下北沢QUE。ひさしぶり。直枝ギター、あいかわらず。チューニングくるっている。よいよいと謡う。このたびはかなりファンキーでもあり、スライか、というリズムギターから、ジミヘンの謡いに。しかし曲、歌詞とまったく合わねー間奏のギターソロ、笑う、笑う…

清志郎を考える

映画祭で、清志郎が出演した映画が三本上映され、ゲストの竹中直人と高野寛がなにか演るというので見にいった。短編「U2」と「サヨナラCOLOR」とドキュメンタリー「不確かなメロディ」。竹中と高野君は清志郎を偲んで、アコギで「忙しすぎたから」と「サヨナ…

異界からちょこっとやってきた

そんな演出でステージの奥、だだっぴろい搬入スペースから現れたムーンライダーズ。実際、だんだんあの世に近くなっているのかもしれん。最近、ふーちゃんがベースももたず、ハモニカももたず、両手ぶらりでただただステージに佇んでいることがよくある。昔…

たまったブログを書いたりなんかする

うちに徐々に気分はふつうに戻ってきました。週末はけっこう落ちていた。弟の家から親を引き取って、やさしくしよう、かわいい子でいようとしてたんだけど、最終的に、実に実に瑣末なことでキレて、そこで親帰って、あとはもう落ちっぱなし。 義弟が貸してく…

ブロッケス受難曲

うちの合唱団の発表会でソロを歌ってくれたかたがたがが主催するロゴス・アポカルプスィスのコンサートにいってきました。演目はブロッケス受難曲。聴いたことなかった。のも当然で本邦初なんだそうです。作曲はシュテルツェル。バッハと同時代の作曲家で、…

カバーはいかがなものか

スコットホールは意外と古い建造物らしいですね。震災を経験しているらしい。早稲田奉仕園の敷地内にある、やはりあれは教会?でしょうね。天井のつくりがみごと。りっぱな梁に見とれました。セミナーハウスのトイレ行ったら外国のひとばっかだった。外国の…

エンケンまつり二日目

出演者は、ザゼンボーイズ、頭脳警察、エンケン。前座はなし。あえていえばエンケン。いきなり夜汽車、ぼくは涙が流れて落ちた。そして「おーい、おまえ」ではじまり「みなぶっころす」で終る知らない曲、これで一部終わり。いきなり抜き身で斬りつけられ、…

エンケンまつり

渋谷クワトロ。出演は、くちぶえ太郎、曽我部恵一、泉谷しげる、エンケン。曽我部さんは膨張中? 泉谷はじめてきいた、よかった。このひとの歌詞は届いてきますね。大通りを渡って/家へ帰ろう/めをつぶって/ぼくのうちははしっこにあるんだ、うろおぼえ。…

語学のない土曜日

先週とおなじく受付仕事。昼はお姑さん御飯。豪華!品数豊富。来週にせまるドイツ旅行の話、バッハの話から、賛美歌と聖歌の話に。夕方しもきたで髪切る。おかっぱ目指して、マッシュルーム。けっきょくいつもの髪。一龍でラーメン。はじめて食べたけど、シ…

直枝政広弾き語り

下北沢モナレコード。モナははじめて行ったけど、手づくりのデコレーション、チャコールグレー床なんかかわいいし、ドリンクメニューも手作りが多くて好感もったが、この夜に関して環境は最悪だった。大入りで、蒸し暑いうえに、くりかえしブレーカー落ち、…

エンケン&あがた森魚

吉祥寺スターパインズ。ひとのライブに乱入するときのエンケンと、ひとを自らの舞台に迎えるときのエンケンはまるでちがう。手加減とか優しさ、とも、なんかちがうなあ、少しばかり隙だか、遠慮だか、敬意だかが入るのか、いや好意が入るのか、ちがうひとに…

相対性理論

久々に、会場のフラストレーションがたまっていくライブに臨場。相対性理論聴きにいったら、対バンふた組。ひと組目はすばらしく前衛的なバンド、美術館できくような。しかし実に上手いひとびとで、最終的に一番かっこよかった。ふた組目は坂本のパロディみ…

コーラス・カーネーション

二日酔いだった。コーラスのあと、鶯谷キネマ倶楽部でカーネーションライブ。曲目は前回とほとんど同じだったかな。助っ人ドラムの中原氏(むーさん)が、徐々に個性を出してきた。矢部さんのようなねっとりした色気はないけど、非常に潔い、武道のようなド…

ぼくは走って星になりました

マンスリー・ムーンライダーズ・フィナーレ。渋谷アックス。 派手な総集編。スイマーかっこよかった。スカ版モダンラヴァーズ再び。大きな会場で思うぞんぶん良明プレイも輝いてました。やっぱ、かえってくる音を待ったり、ためたり、細かいことやるには大き…

カザルスホール、ほしい

パオさんの名を戴く殿堂カザルスホールがなくなるのだそうです。といって、その歴史、威光についてはまったく知りません。今回はじめて入って、これが最後になりそうです。湯川潮音コンサートでした。このところずっと湯川潮音をサポートしているチェロの「…

カーネーション

いったいいつになったら、このひとたちに安らかな日々が訪れるのか?という・・・いっつも崖っぷちにいる。岐路にいる。事務所立ち上げたと思ったら、ドラム矢部さんの脱退。今日はいよいよふたりカーネーション始動という日。サポートドラムはこのところの…

ダジャレのひみつ

相対性理論のダジャレで、スマトラ警備隊だけ元ネタわからんね〜とBと話していて、今日、電車のなか、ふと、答え見つけて、それしかあるまいよ、という・・・なぜでしょうか、ダジャレって思いのほかひととなりがでますね。おかげで一日中スマトラ警備隊ルー…

マンスリーライダーズその3

2000年代に入るとわたしは堂々とファンを名乗れない。かなり「お客さん」に近かった。というか、ああ音が厚くなるとあの場所は狭すぎるんじゃないかな。音の全体が見えにくかった。 対バン「相対性理論」。CD聴いてたときは、変態音楽のひとか、と思っていた…

先週あったこと追記

先週あったことをいくつか追記しておくと、金曜夜、吉祥寺スターパインズで湯川潮音とロンサムストリングスのライブ。ロンサム、しぶい変態音楽をやるひとびとだ。ネパールのブラス曲とイアン・デューリーのカバーがよかった。アンコールでやったカンテラ?…

マンスリーライダーズ その2

対バンはベースボールベアー。二曲目と最後の曲が少しおもしろかった。 来月の対バンは思いがけずも「相対性理論」。このところ、こればっか聴いているBはもう大喜びなのだった。電波か・・・ ライダーズ。今日のテーマは90年代(だいだい)。ニットキャップ…

マンスリーライダーズ

夜は新宿ロフトでムーンライダーズ。これからしばらくマンスリーでこういうこじんまりしたライブがつづく。前座はトクマルシューゴ。前に古着屋でおしえてもらったひとだ。最初聴いたときは小山田そっくりと思ったけど、まとめて聴くとジム・オルークにも近…

湯川潮音からシャガールへ

湯川潮音のコンサート。 近江楽堂というのは、人が百人も入ればいっぱいになってしまうような、ちいさなチャペル(のようなもの)で、ドーム型の天井の天辺が十字に割れ、天窓が見える。コンサートはギターとアイリッシュハープとチェロという編成で、ほぼ生…

エンケンのクリスマス

外苑前のマンダラⅡにてエンケンのクリスマスディナーショー。わたしはすきやき定食、Bはししゃもの天ぷら定食。せまいテーブルのまわりに椅子寄せ、押し合いへし合いしながら、定食をかき込む。一部はソロ。ぜんざい休憩挟んで、二部はひさびさのエンケンバ…

びっくり

コーラスの練習に行ったら、もう終わってた。時間まちがえた。ショック。もうひと月くらい歌ってない。歌のない生活はさびしい。夜はカーネーションのライブだけど、それまで、ずいぶん時間が余ってしまった。図書館で時間つぶす。自転車雑誌、「ユリイカ」…

月は雲のまにまに

空ににじむものは 僕の迷いだけだ 窓ガラスをたたくのは 木枯らしではなく 静かな朝の光だ鈴木博文の詞って好きだ。つくづく感性のひとだと思う。だから、この詞の最後のくだり、知りつくした道が地図にのっていないと、どうして早朝に旅立つことになるのか…

ほんとのことが言えたらな

目が見たことが言えたらな 思ったことが便りに書けたらな 頭の上を吹く風よ 映画祭で、「タカダワタル的ゼロ」見た。歌ってこんなふうに俄然、あらわれ、びくともしない。すごい歌い手だったんだな。なんか酔っ払った印象しかなかった。はじめて、あがた森魚…