エンケンのクリスマス


外苑前のマンダラⅡにてエンケンクリスマスディナーショー。わたしはすきやき定食、Bはししゃもの天ぷら定食。せまいテーブルのまわりに椅子寄せ、押し合いへし合いしながら、定食をかき込む。一部はソロ。ぜんざい休憩挟んで、二部はひさびさのエンケンバンド。か、かっこいい。舞台袖、かぶりつき席だった。舞台と同じ高さで、わーローディー気分だ、なんて甘く見ていた。トシのドラムにズボンの裾がびりびり共振。トーベンさんの足元に置かれたペットボトルの水面もびりっ、びりっ共振している。バスドラムの圧が気道と肺の壁をべこんべこんさせる。動悸のようで、動悸とはちがう、なんだこれは!という感覚。はらわたから、肉から、体中が共振、共鳴している。ペットボトルの水といっしょに。人間の体ってほんとに水でできてんですね。「外は雨だよ」なんて、かっこいい曲なんだよ。宗教というより、呪術じゃないかな。