2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

折り返しにはお魚を探せ

昼飯、港近くのシックなレストランに飛び込んだら、中はスノビッシュな雰囲気、男性陣みなネクタイ。女性も大人な感じ。Bはウィンドブレーカーだし、わたしもカジュアルなカットソ―、気まずいと思ったけど、店員さんがとても礼儀正しく、感じがよく、なんか…

ヘルッピはどこ

空港でもらった日本語版ヘルシンキガイドがよくできている。これがあれば市販のガイドブックはいらないだろう。まずは頭に町の名をいただく大聖堂へ。歴史は浅いが、白壁にペパーミントグリーンの屋根が美しい。そしてここにも見事なオルガンがある。あとで…

ヘルシンキで船に乗る

うちの診療所の休みは今日までだ。明日はきっちり9時から開くことになっている。少なくとも職員は出勤する。ただ医師がいない、それだけだ。 うーむ、まずい、いかにもまずいが、予定通りに帰れれば昼の診療時間には間に合う。うまくすれば午前にもちらりと…

帰れる帰れない

午前3時に目覚める。いくらなんでも早いんだけど、いいの、どうせ移動日だし、飛行機で寝てればいいんだ。シャワー浴びて本読んだり。ファウスト第二部、読み終われない。第一部は読みやすかったが、なんか壮大かつ幻想度が高くて。ホテルや飛行機で読んでる…

大聖堂ふたたび

とにかく、まだ当初の目的のウタさんを見ていない。大聖堂に戻って、とりあえず先にウタさんのいる西内陣へ。ここには聖人のほかに、この大聖堂の寄進者(スポンサー)、神聖ローマ帝国の辺境伯(マルグレーヴ)の像が10体立っている。ウタさんはそのひとり…

オルガンとランチ

ここのオルガンはヒンデブラントオルガン、オルガンビルダーのヒンデブラントとジルバーマンの師弟喧嘩とその仲裁役になったバッハの小話をガイドブックで読みながら演奏を聴く。半分くらいバッハ。現代のものもあったが曲名忘れた。中世美術はある程度出張…

ナウムブルクはどんな街

時差ぼけ、今回そういうものはなかった、というか、日頃5時に起きて、お昼寝するので、4時に目が覚めても、真昼間に眠くても、そんなもんかな、という感じ。今日、ほかの団員は早朝からドレスデンへ遠征。ドレスデンも魅力的ではあるけど、我々は中世美術の…

ニコライで飛翔

本番、夕方5時、教会にはそこそこにひとが入っている。演奏開始から調子いい。29番、さすがプロ、ちょっと苦しみながらもオルガン弾けている。54番もきれいに飛んだ。62番の最後のフリギア調もきれいに響いた。と思ったらもう終わり、あまりに名残惜しくて感…

オルガン聴かせて

昼食はトマス教会近くのケラーで、焼きソーセージとクリスタルヴァイスビール。ヴァイスビールを濾過したこれ、こくがあって日本のビール(エビスとか)みたい、うまい。昼食後は聖トマス教会へ。これは昨日の話だが、話がちがうという抗議ののち、交渉の末…

聖ニコライはどんなひと

どういうタイミングか、ライプチヒはいまあちこちで工事している。とりわけ駅前は再開発真っただ中。眼前にひろがるパノラマのあっちこっちで背の高い首長のクレーンが律儀に早朝から動きはじめる。ホテルの部屋は市街に向いた14階なので、昨日のトマスも今…

そして中華を求めて

帰りにタイ・韓国系中華料理でチャプチェみたいな春雨炒めと、かっちかっちのご飯を炒めたチャーハン。雑貨屋も併設されてて、水だのインスタントラーメンだの買う。二階もあるからと促され、カルディみたいな、都内の輸入雑貨店みたいな雑然とした店で30分…

ライプチヒは豆本の町

今日の団体行動はここで終わり。K泉先生はこれからケーテンに行くという。そう近くはないはずだが、有志がそれに加わるらしい。中にはハレ組もいる。我々ふたりはトマス教会前でみなと別れ、ライプチヒの町をうろつく。マルクト広場目指し、メードラーのパ…

聖トマス教会はいいひとわるいひと?

ライプチヒの朝。昨夜の雷雨が嘘のような晴天。しかももわもわっと蒸し暑い。アイゼンナハもそうだったが、湿気は日本と変わらない気がする。思ったよりも乾燥していない。今日の本番は2時。完全アカペラです。朝一聖トマス教会でリハーサル。トマス教会もい…

移動後半はばてぎみ

ワイマール郊外のケラーで昼食。シュニッツェルというよりトンカツ。ここの黒ビールは昨日のより癖がある。黒砂糖の風味。 ワイマール観光。ゲーテの家、シラーの家、バッハの家、クラナッハの家、家、家、家、もうこのひとたちが住まなかった町あんのかよ、…

移動中でも楽譜必須

今日は一日移動日。バッハゆかりの町をめぐりながら、ライプチヒへ向かう。まずはアルンシュタット。朝コーヒー飲みすぎ、移動中にトイレ行きたくなる。もういかん、というとこで到着。ひとりバスから飛び降り、近所のカフェへ突撃。 しきりなおして町を歩く…

食事は自由な感じで

城から戻って、町をぶらぶら。ゲオルク教会の見えるケラーのテラスでビール。まずピルス、次に黒ビール。 つまみはべたですがソーセージグリル。黒ビールが気に入りました。アイルランドのみたいに黒砂糖っぽくない、もっと溌剌とした、後味すっきりしたビー…

観光は観光で

朝、リハーサル前にバッハの家訪問。展示されているオルガンを弾いてくれるおじさんがいい。オルガン、チェンバロ、チターみたいの。お庭がお花でいっぱい、かわいい。出窓がかわいいと思ったが、昔はトイレだったらしい、あの下からぽとぽと落としていたら…

聖ゲオルク教会はいいひとわるいひと?

我々はプロの合唱団ではありません。素人、アマチュア、その名の通り、愛好家集団です。演奏会といっても、教会にショバ代、いえ、きちんとお布施のようなもの(お金)をお払いし、また、このたびの演目はコラールなので、教会のカントルさんにオルガン使用…

いざ、ドイツ演奏旅行へ

早朝、雨。シャワー浴び、メールチェックしてまったりしてたら、結構時間ぎりぎりに。タクシー会社に電話しても誰もでない。しつこく鳴らしてようやくつかまえる。月曜日はタクシーがいないらしいです。予約していたリムジンバスにすべりこむ。空港で朝食。…

葛西へ

フランスから友人が家族連れて里帰りしているので会いにいく。葛西来るのは一年ぶり。三度目なので、だいぶ土地感ついてきたような気がする。もし友人の家がなかったら一生来ることなかった街だろう。近所のデニーズでおしゃべり。Iちゃんはこの秋で二歳、お…

新大久保のパイプオルガン

コリアンタウンのど真ん中にあるルーテル教会にてコラールの練習。パイプオルガンの伴奏はプロのNさん。もうなんて贅沢な練習なんでしょう!平日にもかかわらずすばらしい出席率だった。それにしても29番、むずかしい。入りも難しいし、リズムのキープが。 …

粗忽自慢

先日壊れた、というかネジの無くなったカメラに、ためしに捨てずに取っておいたその一代前のカメラのネジ外して入れてみたらぴったり。直った。なんだあ、買わなくてよかったね、とかいってた矢先、今度は買ったばかりのを落としていきなり壊してしまった。…

ミツバチの羽音と地球の回転

昨日話題になった映画。たまたま、たづくりで映画上映会があった。鎌仲ひとみ監督のドキュメンタリー。上関原発を建設したい中電と島の暮らしを守りたい祝島の島民との闘争を追った記録映画。きつい練習のあとだったし寝るかと思ったが寝なかった。島の暮ら…

ロザリー腹筋で癒される

例によって二日酔い。朝ごはん食べて吐く、みたいな感じで、もうコーラス行っても歌えないだろうと思ったが、意外、歌っているうちに治った。腹筋をしゃんとさせると気分がよくなり、だらんとさせると吐き気が戻る。うーん。なんかすごい。 マタイのコラール…

新宿から神楽坂へ

土曜半ドン。広島から学会で来ている(たぶん)K原くんとN山さん夫婦と神楽坂で夕飯の約束あり。昼飯はきのうのカレー。誘惑に負けてビール。ちょっと昼寝して、酔いさましてから新宿へ。 空前の円高という話。旅行はまだ先だけどいまのうちに替えとくかと…

ここ数日のこととか

日曜、一日コーラスのあとパルコ一周。いがらしみきおの新刊買う。ものすごくこのひとに通底したテーマで、sinkにもぼのぼのにも初期のギャグにもある、お初でない世界観だし、似たようなそれはほかの宗教にもありそうだし、全体としてなるほどなと思うんだ…