ロザリー腹筋で癒される

yokkobukko2011-08-07

例によって二日酔い。朝ごはん食べて吐く、みたいな感じで、もうコーラス行っても歌えないだろうと思ったが、意外、歌っているうちに治った。腹筋をしゃんとさせると気分がよくなり、だらんとさせると吐き気が戻る。うーん。なんかすごい。
マタイのコラールをぶっとおしで歌う練習。三時間で二周半。向こうではみっつの教会でコラールを歌うのだけど、ライプチヒの聖トーマスではちゃんとしたコンサートでなくゲリラ的に歌うことになる(許可はとってあるけど)。曲ごとにキーになる音をひとつもらってから歌いはじめ、になる。そこで今日は試しに先生がもってきた小型の電子音叉(形はストップウォッチみたいで欲しい音を設定するとチーと電子音が出る)で音取りの練習。先生自信たっぷりに、さあどうぞってチーって音くれる。
全員きょとん
です。絶対音感あるひとにはあれが音に聞こえるんだなー、なんか目からうろこというか。音ってなんだろう!?とあらためて思った。わたしたちは、ほんと知らず知らずのうちに生活の音を解釈している。情報として、いる、いらない、ちゃっちゃと仕分けしている。そういうのをあ、これはド、これはレ、とか同定しはじめると、どうなるんだろう。いずれにせよ旅行までにあのチーってのは音階を持った音としてとらえられるようにならないといけないが、なんか無理って気がする。それよりひとパートに数人はかならずいるエリートから、声を出してもらえばいいのじゃないかな。いずれにせよ、アカペラで歌うと次第に音がさがっていく。途中で修正したいひととかみなばらばらで和声が気持ちわるくなっていく。
練習後に、Bが「前に山下達郎が近頃の歌手はモニターにばっかりたよって歌ってるからだめだ、モニターなしで歌えるようにならんと!みたいなことを言ってたけど、これか、このことか!と思った」とか言いだすんで笑った。ついに山下達郎レベルで会話しはじめちゃったよ、いやー増長してくねー、われわれ!