2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

アイロン台片付けながら、ふと窓を見ると雪。静かだなあ。

自転車

このところ毎夜ツアー・オブ・カリフォルニアで興奮。いやあ、豪華です。でもほんとにこのなかにサストレいる?アンディはよく映るけどフランクは?アメリカ人、撮るとこが微妙にちがうよな。逆にライプハイマーなんか表情が柔らかくて別人みたい。自信にみ…

雨、つづく

降ったり、やんだり、ぐずぐずした天気続く。体調悪い。 日本語の日。なぜか大入りで、わたしのとこにも生徒さんが三人。先週から接続詞を勉強中。なんでこんないっぱいあんだろ。ニュアンスもさまざま。〜しないかぎり、〜した以上、〜したとたん、〜しない…

なぜ思うようにならない

髪を切った。マンネリ打破を合言葉にこのところがんばって前髪伸ばしていたが、花粉症の季節がやってきてしまった。ちょっと肌に触れても痒いのに、目に入るとかもう論外だ。とにかく眉毛にかからぬとこまでおもいっきり切ってくれ、と頼むのに、美容師の兄…

マンガを読む

「銭ゲバ」読む。上巻途中までのロマンチックな前半と、秋遊ノ介という作家が登場してからの後半では物語のトーン、スケールがまるでちがう。秋という作家の視点が入ってからの後半は、粗筋に支配されがちだった前半とうってかわって、格段にのびのびする。…

道草

「道草」読了。もしこの本から漱石読みはじめてたら、ここで挫折していたかもしれん。でもでも、このまとまりのない感じが魅力ともいえる。夫婦の会話とか、ちょいちょい、おかしみがある。相性が悪いとか、うまが合わないとか、その逆とか、結局、ある局面…

難波田史男

全然、知らなかったが、わたしが生まれた頃に活躍して急逝した画家。非常な懐かしみもあり、どこかで知らないうちに見たり親しんだりしていたのかもしれない。絵はわたしの好きな絨毯に似ている。ルーリークルドのような色と柄。文章もよく書くひとだったら…

レトリックとは別に

秋葉原で無差別殺人があったあと、ニュースで、大怪我をして助かった人が「犯人はかわいそうなひとだ」と言うのを聴き、被害者の心境は、凄まじいところにあるんだ、という実感と、まったく共感できないのに、受け取るしかない、厳然とそこにあるその言葉に…

テレビテレビ

ますます罪と罰度高くなっているな、銭ゲバ。赤貧にある人がかならずやけにかわいい(ジュンヤワタナベか、わからんが、高そうな)セーターを着ているとか、とかく貧しさの描写がソフトで、これがゴールデンの限界かとも思うが、脚本は非常に練りこまれてい…

卵が卵が・・・

ずっと考えてるけど、先生や村上のように堂々と卵の側に立つって、できない。いや、わたしは、できてないな。ここでだって、いつも卵の側でなにか言おうとしてるんだけど、自然、一般的なことを言ってしまう。もともと卵なんだからできるはずだが。修練でし…

先生のブログ

翻訳の師匠のH先生がブログをはじめたというので見に行ったら、いきなりものすごいテンションでびびった。たった三日で、あの密度はすごい。そっと覗いたつもりが、もろにあてられた。 そこに村上春樹のエルサレム賞授賞式でのスピーチが紹介されてて、日本…

マンスリーライダーズ その2

対バンはベースボールベアー。二曲目と最後の曲が少しおもしろかった。 来月の対バンは思いがけずも「相対性理論」。このところ、こればっか聴いているBはもう大喜びなのだった。電波か・・・ ライダーズ。今日のテーマは90年代(だいだい)。ニットキャップ…

深みにはまる

いいお天気でしたね。寒かったけど、もう陽は生じてしまっている。春になると富士山ともお別れです。 「明暗」、未完と書いてあるとこまで読む。ここまで書いてあれば、もう体はできあがってるから、別に構造的な結末をもってなくてもいい。あとは作品を往っ…

コーラスとお墓参り

コーラス、午前の練習。早起きして、てきぱき準備して車で調布へ。定刻を十分ほど過ぎはしたものの、のんびり屋の先生のことだから、まだ発声練習くらいだろうと思ってエレベータ降りたとこ、そこにたむろする先着二十名ほどのメンバーを見て、すべてを了解…

パニック

税理士さんの日。事前に提出書類を揃えるさい、そのうちの一枚がどうしても見つからずあせる。方々捜すも見つからず、Bを疑ったりして、結局、送り主に再発行を願って事なきを得るが、大事な書類をついに捨ててしまったのかと、自分のだらしなさにまずは落ち…

中華街の夜

夕、中華街。叉焼がうまいという食堂でKさんと待ち合わせ。秋に彼女の働くワインバーに訪ねて以来だが、ふたりでゆっくり話すのはもっとひさしぶりだ。その間には、その間にあったことが、どどんと横たわっている。 簡単ではない話を、ふわふわ飛ばさないよ…

動物園

Aちゃんと動物園行ってきました。弟夫婦とわたしたち。Aちゃんには早すぎたようで、人間だって珍しいのに、動物のレアさなんてわかりませんよね。はしゃいだのはおとなだけでした。朝から曇りで、靴底からじわあと冷えてくるような冬日だったのに、けっこう…

行く人とは

「行人」読みおえて少し日が経った(「こころ」をつづけて読みはじめたが、気分は「行人」にとどまったままで、いまのところはいいかんじで話が混じってきている)。最初、エゴイストの話かと思ったがちがった。 おわりに、兄さんというひとがどういうふうに…

日々雑記

昨日までうようよ遍いていた春が陰にひっこんで、ふたたび雪でも降りそうな寒い一日になった。連日こってりした食事が続いたので、夜は湯豆腐と貝の刺身。 自転車シーズン開幕。オーストラリア、ダウンアンダー。ちょうど山火事のあたりだけど大丈夫なんかね…

わが太陽は不滅です

風の強い日。春一番かもしれない。風ながら、ふわんとした触感あり、そこはかとなく花の匂いもする。 コーラス後、高幡不動のインド料理屋にカレー食べにいく。わりとその筋(カレー好きのあいだ)では有名な店らしい。今まで食べたチキンカレーでいちばんう…

吉祥寺で酢豚定食

語学の日。なぜだか気が立っている。制御できぬほどでもない。 夕、吉祥寺でBとおちあい、幼友Nと会う。今年になってはじめて、年始の挨拶。三人で酢豚定食くらったのち、茶店で、爆睡するBを尻目に、しゃべりたおす。 途中、ひとの言うことがいちいち気に障…

金曜日は菜食

二月。風が春をはらんでいる。花の匂い。梅か?

おちてあがって

日本語教室、毎週おちこんでる。できることしかできないのだが。 「行人」つづけて読んでいる。そして山田太一ドラマ、見ている。おもしろいな、これ。現役だな、山田太一は。 この世になかったものをつくりだす、これがものつくりの醍醐味じゃないか、とい…

大学生のように

子守がえり、またウィーンコーヒーによる。kaffeeと書いてあるだけで、なんだかほんと余所にきたような気分になる。よってメランジェの味もカフェオレとちがう気がする。 「噫々女も気狂いにして見なくっちゃ、本体は到底解らないのかな」(「行人」より) …

漱石がつづく

午前に寄った近所の本屋には「行人」がなかった。ためしに姑に聞いてみたが持ってないというこたえ。表紙がかわいらしいので買った「文鳥」。中学のときか、教科書で読んだ。三重吉って、鈴木三重吉だったのか、むかし読んだときはもっと俗っぽいげばっとし…

時空刑事終わる

原題ライフ・オン・マーズ。ここ数ヶ月、火曜を楽しみな日にしてくれたドラマが終わった。バックツーザフューチャーとか、さるの惑星とか、の軍団とかみたく、どうせはぐらかされて終わるんだろうと覚悟してたのに、きちっと締まった、ブレのないフィニッシ…

浅間山噴火

「火山灰が飛んでくるそうだよ、洗濯物しまったら?」と言われてびっくり。そんな近いのか。実感わかない。 「彼岸過迄」読みおえる。浅いと思うと、ずいーっと伸びる、窮屈と思うと、すいーっと風が抜ける、独得のパースペクティブ愉快。

ハエが再び

晴天。温いが、風はあいかわらず。コーラスニ周目、例の「ハエ」に戻ってきた。前より曲にはなってきたけど、CDで聴くようではないのが不思議。

ハエのち

「あんたイエスの弟子ちゃうの?」という、この「ハエ」ののち、それを三度否定したペテロがひとり、がっつんがっつん、うちのめされて、奈落に落ちていく場面、非常に好きだ。わたしにとってはここがクライマックスです。 あなたが好き、大好きなんです、あ…