映画

愛のむきだし

録画しておいた残りを見た。これは傑作では。いやあ、はじめて園子温、手放しでいいと思った。満島ひかりがものすごくかわいい。体のキレもいい。さすがフォルダー5。グログロで園らしい血みどろ展開のあとに、ぼろぼろになった満島が身をよせる田舎の親戚…

映画「モテキ」

今日はBが昔の職場のひとと飲むというので、幼友と夕食する予定だったけど、向こうに急な仕事が入って、ひとり完全フリー。各所で評価高かった「モテキ」、ちょうどやってたので見る。 なんかものすごく後味が悪い映画で、逆に驚いた。これほどハッピーエン…

アイスランド・経て・ビール

美術見て、まだまだ一日たっぷり時間あるよってことで映画館へ移動、フラメンコの映画見ようとしたら満席で入れず、ユーロスペースに移動。北欧映画祭初日。なんかわからないけど、吸い込まれて「マンマ・ゴーゴー」を見る。アイスランドの映画。立ち見でる…

オーディション遊び

「悪霊」なかなかキャストが決まらないので、オーディションしたらどうか、と(あくまでも妄想)。 セットとして、スタヴローギンとヴェルホヴェンスキー先生、シャートフとキリーロフ(とピョートル)、レビャートキナ(妹)とシャートワ、ダーシャとリーザ…

うでぃあれん

恋するバルセロナかな、昨日テレビでやっていた。途中から見たが、おもしろかった。なんでしょうね、ウディ・アレン。世界の町から教訓シリーズかしら。ロメールもそういう感じあるけど、教訓つか、パラボルつか、たとえ話つか、寓話つか。もうへんてこなひ…

水曜日放浪

ベビーシッター休み。暇!ひ・ま!でした。「ソーシャルネットワーク」でも見ようかと、府中のシネコンまで行ったものの、もうレイトショーしかやっておらず、ほかに見たい映画もないので、どこかへ移動しようと思うが、新宿渋谷まで行くのはなんか面倒、結…

たろーとろーく

このとこちまたで岡本太郎の話ばかりしてると思ったら生誕100年なんだそうですね。NHKのドラマ見ています。岡本かの子の発言にやっぱりぐぐっととひきこまれて聴いてしまう。いきなり真理を言うというか、それしか言わないひとだ。あのひとと親子をやるのは…

嵐、春を呼ぶ

朝方まで強い雨。第一陣の洗濯ものできたころにはいいお天気。西の山並みもきれいに見える。山は雪が降ったんだな、富士山も真っ白。そのうちに気温上昇し、雲が立ちはじめ、風が出てくる。せんたくものも収集の終わったゴミ箱も吹き飛ばすようなすごい嵐。…

夜更けから大雨

ダグラス・サーク「天はすべて許し給う」「愛する時と死する時」タイトルからしてだけど、この監督はどのくらい聖書読むひとだったんだろうか。そしてジェーン・ワイマンという女優さんは美人じゃない。ドングリ目玉のおばさんだが、恋愛の絶頂、ふたりの愛…

くもりのち雪、大雪

お昼に偶然映画。ダグラス・サーク特集。これから毎日やるらしい。「心のともしび」非常に興味深いストーリー。ラドクリフという画家の存在がとりわけ興味深い。父とか神さまとかの化身なんだろうけど、海外文学読んでると、ときどき出会うこの父性愛、もの…

塞翁が馬

テレビでN.シャマランの「サイン」見ました。このひとの映画はおもしろいですね。その独得のファタリスムも興味深いんですが、余韻は塞翁が馬、なにより笑いのセンスが性に合うみたい。ツボが近い。不慮の事故で家でいちばん聡明な人間(奥さん)を失って、…

清志郎を考える

映画祭で、清志郎が出演した映画が三本上映され、ゲストの竹中直人と高野寛がなにか演るというので見にいった。短編「U2」と「サヨナラCOLOR」とドキュメンタリー「不確かなメロディ」。竹中と高野君は清志郎を偲んで、アコギで「忙しすぎたから」と「サヨナ…

ピアフの映画やってました

タイトルわかりません。有名なエピソードを追うだけで一本。お腹いっぱいだわ。歌があると監督の切り口とかいらないんだろう。歌きいてしまう。あの張りがあるのに、羽音みたいにふるえるビブラート、美空ひばりもそうだけど、あれは声なのか。けっきょく有…

ジーザス・クライスト・スーパースター

昨日見た映画の話。ミュージカル映画。舞台で有名な作品だけど、ちゃんとみたのははじめて。受難劇だからヨハネの参考になるかなーと思ってみはじめた。イスラエルの風景はかなり興味深かったが、相当異色な演出が雑念を呼ぶ。ガラスの仮面みたいな配役発表…

映画やら本やら

日本語ボランティアまで自転車で。往復で7、8キロってとこだが、終始、のぼり基調の帰路でハンガーノック(かっこわる)。最後の上りがきつかった。我が家は丘の上にあるのでどこへでかけても最後は上り坂なんです。 今、読んでいるのは漱石の「門」。油断…

ロード・トゥ・ルーべ

アップリンクはじめて行きました。映画館でなくファクトリーでの上映。大入りで、最前列、補助座布団。さすがにちょっと首痛くなった。映画としてはどうだろう。ボーネン映画と見せかけて、CSC映画。映画好きにも、自転車好きにもものたりない、雰囲気重視の…

わが太陽は不滅です

風の強い日。春一番かもしれない。風ながら、ふわんとした触感あり、そこはかとなく花の匂いもする。 コーラス後、高幡不動のインド料理屋にカレー食べにいく。わりとその筋(カレー好きのあいだ)では有名な店らしい。今まで食べたチキンカレーでいちばんう…

オーバーカミング

ツールドフランス2004、チームCSCを追ったドキュメント映画。かっこいい映画だなあ。ちょっと音楽映画っぽい。アプローチが似てるのか。たぶん映像が色っぽいんだな。しかし、ほとんど男しか出てきません。最初は顔でかっ、としか思わなかった監督も、いつし…

月末とロメール

月末なので会計締め。なんかひと月があっというまです。Bちゃん夜外出。こんな日はゆっくり勉強すればいいんだけど、テレビの前でだらだら。ゴールデンエッグス立て続けに四本見て、アホになって、義弟のおいてったDVDロメールの「コレクションする女」見る…

バッド・エデュケーション

ガエル・ガルシア・ベルナル、もお、もお、ものすごくきれいな人間ですね!!!例によって途中からながら、くぎづけ、もうチャンネル変えられなかった。アラン・ドロンかと思った。初見は女装で、ん?と気になり、よく見て、あれ、美形かな、いやいや、見れ…

赤い風船の旅

渋谷でレッドバルーン見る。夕方の回、K原君が見にいくと言ってたので、映画館で待ち伏せる。渋谷はお祭りの前夜なのかな。通りにずらずらと提灯が連なっている。年季のはいった、渋い生成りの提灯。立派なお神輿もスタンバってる。 さてホウ・シャオシェン…

雑記つらつら

「E.T.」にでてくる、あのほとんど埒外にいる好意的なおじさん、誰かのそっくりさんという感じの、薄っぺらい役者さんがやっていたあのおじさん、あのひとがスピルバーグなんだろうな。というか、あれがスピルバーグの立場なんだろうな。あのおじさんは「未…

地球外生物

うちからみた月 またしても途中から。E.T.みる。久しぶりだなあ。このこどもは天才だなあ。この映画に出てくる大人の俳優の誰よりも上手いなあ。というか、ここにでてくる大人の冴えないことったら・・・こだわりすら感じるなあ、無名性へのこだわり(しかし…

昨日は昨日

昨日、とある空疎なこと、と書いた文章をもっとクリアにしたいけど、うまくいかない。形にしたいことは、いつもするする逃げてってしまう。かなしい。 昨日夜映画「どろろ」を見た。たしかに「どろろ」っぽかった(だから「どろろ」なんだってば!)。柴崎コ…

パリ、ジュテーム(途中から)

また映画を途中から見た。といってもオムニバスで、全部で18本あったらしいが、何本見たんだろう。それぞれの物語は、パリのそれぞれの区(といっても18区まで)を舞台にしている。最後の話がよかったな。アメリカかどっかのキャロルっておばちゃんが書いた…

連休二日目

早朝から起きだしネットで美術館の催しをチェック。さて、今日はどこへ行こうか、夜は渋谷で「一色進トリビュート」というライブに行くつもりだから・・・などとあーでもないこーでもないと考えているうちにすっかり疲れてしまう。起きてきたBちゃんとだら…

マッチポイント

夜、ケーブルテレビでウディ・アレンの「マッチポイント」やっている。途中からで、しかも前に一度見たのに、また見てしまう。映画っていろんな楽しみかたあるけど、この映画の場合は読み込んでいく感じで楽しめるから、何度見てもおもしろい。とくに興味深…