映画やら本やら

yokkobukko2009-05-21

日本語ボランティアまで自転車で。往復で7、8キロってとこだが、終始、のぼり基調の帰路でハンガーノック(かっこわる)。最後の上りがきつかった。我が家は丘の上にあるのでどこへでかけても最後は上り坂なんです。
今、読んでいるのは漱石の「門」。油断してた。胸に、というか呼吸器官にずさっ、ずさっと刺さってくる。なんだか余裕の足場がなくなってきて、落ちそう。漱石がどうだ、と語れるほど読んでないが、結局、意外と、好き、なのかもしれない。子供の描写なんか、なにげなく愉快で、さっさっと隅に溜まった屈託を履いてくれるようで好きだ。心が澄んで気持ちよくなる。
映画はテレビでちらちら。岩井俊二の「虹」なんたらかんたらという映画を途中まで。少女漫画みたいに線の細い上野樹里のからだと、色と画質、素材感で泣かせるってなによそれ、って岩井映像、いっつもそこそこに切なくされて、非常にしゃく!なにがしゃくなのか・・・
あと大林の「二十二歳の別れ」と「キサラギ」。