なぜ思うようにならない

髪を切った。マンネリ打破を合言葉にこのところがんばって前髪伸ばしていたが、花粉症の季節がやってきてしまった。ちょっと肌に触れても痒いのに、目に入るとかもう論外だ。とにかく眉毛にかからぬとこまでおもいっきり切ってくれ、と頼むのに、美容師の兄ちゃんがどうしても言うことをきかない。何度強要しても眉毛ぎりぎりにしか切らない、そんなじゃ痒くなるから、もっともっとと言うが、ますますびびって、切ろうとしない。もういいです、帰って自分で切ります。なんでかこの傾向は男性美容師に多い。彼らは独断的なところがあって、このひとにこの髪は似合わないとか、決めてかかっている。もう似合う似合わないの問題じゃないんだよ、こっちは！
子守の帰りにデパートの食品売り場でゴマ豆腐を売っていた。好きなのでひとつ買ってかえろうとワゴンに寄ると、横から何度も何度も「五つで1050円！」とうるさい。どうして静かにひとつだけ買わせてくれないのか、もううんざりしてしまう。どうしてお客の好きにさせてくれないのか。なんなの、もう！