粗忽自慢

yokkobukko2011-08-10

先日壊れた、というかネジの無くなったカメラに、ためしに捨てずに取っておいたその一代前のカメラのネジ外して入れてみたらぴったり。直った。なんだあ、買わなくてよかったね、とかいってた矢先、今度は買ったばかりのを落としていきなり壊してしまった。電気製品ってめったに壊したことないのに、短期間に二度連続するとなにかしら運勢とかそういう星のめぐりとか考えてしまう。
ところで今日ベビーシッターの際に聴いた話。
先週車で山梨一泊二日の旅をした弟一家は、目的地に着いてから、夫婦ふたりして財布を忘れたことに気がついたという。たまたま宿代は封筒に入れて別に持っていたからとりあえず現金は一万いくらあった。当座の出費はそっちでなんとかなるが、問題は宿の払いで、銀行口座をつくってそこへ親戚から送金してもらうとか考えたらしいが、車の免許証、身分証明の類も忘れた財布にはいっており(免許不携帯!?)不可能。宿に後払いをもちかけるがすげなく断られたらしい(まあ、あたりまえという気がする)。もうどちらかが電車で財布取りに帰るかとか堂々めぐりで、4時間くらいもめていたらしい。お嫁さんのLちゃんがお兄さんに電話で相談したら、めちゃめちゃ機転のきくひとで、すぐに宿代を銀行振り込みしてくれた。それでなんとか旅は続けられたらしい。わたしはおみやげであわびの姿煮をもらった(考えてみると一万いくらで家族四人観光したわけで、よくお土産まで買えたものだ)。のどかで粗忽な話だが、このひと月ほどのあいだに、B方の妹夫婦も成田行きのリムジンバスに乗り遅れているし、つい先日は家人が団体旅行の新幹線に乗り遅れた。
なんだろう、この粗忽ぶりははんぱねー。それぞれの話、その顛末は実にそれぞれらしいんだけど。集中するとこわい。