びっくり

結局借りた

コーラスの練習に行ったら、もう終わってた。時間まちがえた。ショック。もうひと月くらい歌ってない。歌のない生活はさびしい。夜はカーネーションのライブだけど、それまで、ずいぶん時間が余ってしまった。図書館で時間つぶす。自転車雑誌、「ユリイカ萩尾望都と誰か学者のひととの母と娘の関係についての対談、朝倉勇の童話、山之口獏の詩集。どの詩を読んでも、高田渡節が聴こえてくる。「住所不定」、よくでてくる。季節のように、失業とか、状態もやってくる、擬人化といえばそうなんだけど、ものの存在感が独得なんだな。妹へおくる手紙、生活の柄。言葉だなあ。こんな存在意義のあるびっくりマーク見たことない。
カーネーションは大入りでフロアに降りれず、隅っこの階段で見た。舞台の上はよく見えたが、音が右の壁にはねかえって割れるのはよくなかった。直枝さん髪くるくるしてるな、とか雑念が消えなかった。ワンダフルワールドの間奏ソロ、久しぶりで味わい感じた。あの微妙にくるった(ように聴こえる)直枝チューニングがいいんだな。あってりゃいいってもんじゃないんだな、とはじめてわびさびを感じる。