2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

二日酔い

案の定二日酔いで、寝たきり。いっさいもの食べられず、飲めず、ただ眠る。休日が台無しに。夕方ビデオで「銭ゲバ」みて、一層憂鬱になる。物語に体重がのっていかないんだろう。脚本の岡田さんは苦しんでいるんだろう。ほったて小屋のエピソード、柱に彫ら…

ブニュエルと誕生会

語学の日。ルイス・ブニュエルのmon dernier soupirをほんの少し読む。美しくて、ためいきする。好きなこと嫌いなことが淡々と述べられていくくだり。ファーブル昆虫記が好きで、サドが好きで、しっとりと霧に覆われた巨大な森より美しいものは思い浮かばず…

落下速度がはんぱねー

朝から大粒の雨がやけくそみたいに降っている。降りつけている。月締め書類の提出日。一歩外へ出るとやけくその粒がみな自分めがけて落ちてくる。駐車場、しゅたっと車に乗り込むイメージをかためて、ドアを開け、まず傘がひっかかり、手元からすべってく書…

もうワヤ

日本語の日。ワヤクチャ、でした。先生仲間のTさんがお子さんの学級閉鎖にともなってお休み。急遽そちらの生徒さんも受け持つことになって総勢5人(アラブ人ひとり、中国人4人)。5人もいると系統だった授業はできません(もともと授業なんかじゃないけど)…

子守

昨日の雪残っている。子守。今日はじめて自分で離乳食つくった。いつもはAママがつくったものを食べさせている。カブとマスカルポーネとシラスのぐたぐたしたもの。自分でたべてみて薄味だけどおいしいと思う、が、Aちゃんやる気のない食べ方、そのうちにぷ…

花粉症ピーク

くしゃみとまらず。思考力かぎりなくゼロ。とりあえず反射で生きている感じ。鏡見たら肌ぼろぼろだった。目の周りもしわしわになっている。泣きたいが、目がひりひりと痛い。姑から借りた「悼む人」を読んでいる。テレビで見かけた著者のいでたち、あるいは…

悼む人

読了。クライマックスは生きたまま焼かれて死んだ少女の調査だった。それを経て蒔野氏が襲撃されるくだり、彼の悼む人への懐疑がゼロになった瞬間、突如共感が去り、あとは次第次第、懐疑と抵抗感がぶりかえしていった。終わりにちかづくにつれ、作者が書き…

ピッピだ、ピッピ

アストリッドはピッピの作者だったのか。なんと!大好きだったぞ!こどものころNHKでやってたテレビシリーズ。お父さんが置いてった金貨で町中のこどもにお菓子をふるまう話が忘れられない。美味しそうだった。お菓子やの親父のあきれ顔も忘れられない。超能…

まさに草枕

月曜、快晴。窓を開けて、大掃除して、シーツ洗う。さっきまで晴れ渡っていた西の彼方に、刻々と霞が立ちのぼり、白く連なった峰々を覆っていく。春だわ。 「草枕」読了。自分はどうゆう小説を書くのか、なにを書くのか、が、始終問われ、疑われ、試行錯誤の…

荒井良二展

その展覧会のことは、先週世田谷美術館でもらったチラシで知った。二週連続都内ドライブ。世田谷文学館へ。いい展覧会だった。荒井良二の絵はもともと好きだったけど、人まで好きになってしまった気がする。展覧会で流されていた、アストリッド・リンドグレ…