いつのまにか二月

yokkobukko2013-02-04

気づくともう何か月も書いてなかった。
この間にページの模様替えとかしたかったんだけど、ちょっと試みて諦めた。これでいいか。
年末にずうっと(二年くらい)お蔵入りしてる翻訳原稿をなんとかしようと、アクション起こした。たまたまよそから別件の企画(新訳シリーズ)の話があって、ちょうどこんなんありますよ、と話したら、向こうがその気になってくれた。それでもともとの依頼主の出版社と話し合うことになったんだけど、そうなると急にいやこっちで出しますみたいになった。もともと映画がらみだったので、映画の上映がきまっただけなんだけど。
それにしてもずうううっと動かなかったものが、嘘みたいに急に動きだすのが不思議だった。映画の配給とかそんなんわたしの力の及ばない範囲のことまでも、なぜかシンクロニシティ。なにかわたしの内的な欲求が外在化したかのように。
まあ、それで年末年始はそのゲラ見たり、あとがき書いたりで心に余裕なかった。それも先週、校了。そもそもあとがきなんかその二年の空白時間に書いときゃいいじゃんという話なのだが、そんな出るか出ないかもわからない不安定な状況で、本気だせない。だせるひともいるだろうけど、わたしは無理だ。
そもそも文章書くのが苦手だ。いや、なんかちがうな、書くのは嫌いじゃないんだけど、自分の言葉を書くのは苦手なんだ。いや苦痛なんだ。翻訳でぴったりした言葉を探すのは大好きだ。リライトも好き。コピーライターやってたころの仕事もみんな好きだった。だから自分は書くの好きなひとだろうと思っていたが、そうでもないとあとがきやら書くようになって気づいた。どうやら投げかけるのが苦手のようです。投げっぱなしにするのが。それで閉鎖的な文章を書いてしまう。自分で答えてしまう。これではおもしろいことは書けません。
いずれにせよ今月末には本屋に並べられると思います。