仙川で食べ歌い読む

yokkobukko2011-03-27

コーラス。計画停電続くかぎり、これからしばらくは仙川で練習になりそう。せっかくだから仙川をじっくり歩いてみる。かわいらしい洋菓子屋さんのイートインコーナーでコーヒー。生マシュマロって甘さがべっとりこびりつくお菓子ですね、甘味、得意でない人間には食べにくいお菓子だった。
夕食には早く、時間つぶしにふらっと入った商店街の本屋さんがすごかった。なんか本棚が、すごくおもしろい。ぱっと見た感じ、そのへんの本屋なんだけど、ことごとく予想くつがえすような、といって奇をてらってるわけでなく、項目も「語学」とか「料理」とか「音楽」とか別に普通なんだけど、一冊いっさつちゃんと選んである。だからどこにでもある本もあるけど、ちゃんと選ばれれば輝く。いきなりBDとアメコミと今敏が並んだ本棚には驚いたけど、ユーロマンガ揃ってるの初めて見た、それだってサブカル本屋行けばあるかもしれないが、同じ本なのに様子が違う気がする。並んでる本に誇りがあるというか。わたしはわたしとしてここにいます、そしてわたしとして(本来のわたしとして)求められるのです、という顔をしている、というのか。本の人格というか、なんかそんなものを感じる。どうでもいいって並んだ本は一冊もなさそう、なんつか有機的なんだな棚が。音楽のコーナーにやや個性が欠けるような気もしたけど。料理の棚は相当楽しかった。平積みの本もぼんやり見過ごせない、上一冊取ると、下違う本、って山がけっこうあって、あなどれない。気が動転して山のように本買いそうになるのをBにいさめられる。
「書原」。都内何軒かあるらしい。
おしゃれでなく、サブカルでなく、高踏的でもない。普通にまっとうに本屋さんをやっている。これからしばらく毎週ここ来れるかと思うとうれしい。
夕飯は、タイ料理やさんで辛い太麺焼いたやつとか食べる。