コーラスとエンケン

yokkobukko2011-03-21

いつもの練習場が停電でつかえないので、冷たい雨そぼふるなか、仙川の安藤建築へ。うーん、打ちっぱなし、目の錯覚で廊下が斜めに見える。まっすぐ歩けないひとがいるからか廊下にガムテープでラインが引いてある。底冷えする。うーん、現代建築、居心地悪いぞ。
渋谷BYGでエンケンライブ。地震後、どこでやっても迷いなく駆けつけるつもりだったけど、BYG・・・ちょっと怖いか、普段でも。一時間前に着いてしまい、ちかくのラーメン屋、喜楽だっけな、ラーメン。いつも並んでいるのに今日はガラ空き。タンメンとワンタン麺。
いつも以上に気合のはいったいいライブだった。十人くらいしか来ないだろうと思ったと言っていたけど、実際はいつもよりちょっと少なめくらいだった。「墓場の猫のみーこちゃん・・・かわいいなあ・・・ごめんね」と続く新曲がよかった。なんかどうしようもなくだめだめな奈落の淵へずるずるくだってくとき、あやまってしまう、わたしも。郵便やさんに声をかけて浮上してくる歌。ダウナーなとこがあるからこそのエンケンなんだよ。ひとを励ましたりするために歌ってんじゃなく、このひとは、つねに自分のことになっちゃってんだ。だから、ありがとうって最後にみんなに言う。今日はBYGの出口のとこで客ひとりひとりにネコ顔描いた練習用のピックを配っていた。我々がエンケンを励ましにきたような体裁なのだ。エンケンのライブに居やすいのはだからなんだなあ。