吉祥寺こんこん雪

yokkobukko2012-02-26

東京マラソンの日。コーヒー豆きれそうなので調布に買い出し。古本屋で饗庭さんのロマネスク本と文庫を一冊。バスで吉祥寺へ。井の頭公園、寒い日。空も白い。こんこん空が落ちてきた。雪。ジョギングのおじさん、抽選あたんなかったのかな。
どこかからひとり芝居の声がすると思ったら、まんがの朗読屋さん。ただひとりのお客さんと向かいあい、顔つきあわせてジャンプのなにかを読んでいる。「ぐふはっはっは(魔王のような)」「た、たすけて・・・(女性のかすれ声のような)」などシーンは白熱している模様。なんだろ、北斗の拳ジョジョ? マンガのページは客のほうにむけられているから、セリフはいってるのか、すごい。Bはテレビでこのひとを見たことがあるらしい。プロの朗読屋さん!?演技にはいっているのでニュートラルなときの顔はわからないが、ラーメンズのもじゃのほうに似ている。横にゴザがひろげてあって、上に紙芝居ほどに拡大コピーされたマンガ原稿とか、単行本とか置いてある。これがレパートリなのね、読んでくれるのか。花のズボラ飯とか、ある。興味あるなあー。一回いくらなんだろう。途中でやめてもらいたくなったら、やめてもらえるのかな。
町をぶらぶら。おそろしく高い素朴な洋服を見るのは楽しい、買わないけど。あたらしいコーヒー屋さん発見。ガラス戸から中覗く。コーヒーはコーヒー台でおじさんが、料理とデザートは厨房で若いおにいちゃんがぱっきり手分けして受け持っているらしい。新鮮。おじさんの風貌が、いかにも旨いコーヒーいれそうなので入る。轟・・・轟さんがやっているのだろうか。
冬のブレンド。おいしい。紙フィルターか、ネル(布)かで値段が100円ちがう。わたしは断然紙、紙派。ケーキもうまそうだがさっきぜんざい食べちゃったので、今日はなし。本がいっぱいあるから、だらだらする。