さいたま迷走

yokkobukko2009-11-22

迷走、まさに文字通り。東浦和の友人Tを訪ねるのに車ででかける。Bは多摩映画祭へ。つまりお目付け役なしのドライブ。三鷹で幼友Nをピックアップ。このあたりまではひとりで来たことあるのだが、この先は未知のフィールド。ナビの言うままに車走らせる。大泉まで順調に走ってちょっと油断した。ナビのモニター見ぬまま、言われたとおりに左折、・・・の段階で、高速入り口、関越か外環か、なんとなく新潟の文字にひかれて関越に乗ってしまう。まちがえました。とにかく次の出口まで走るしかない。所沢で降りて、ここから迷走。だって道路地図の地名、ぜんぶ埼玉だよと、土地勘ないからさっぱり勘も働かない。あとで地図みてわかったけど、所沢インター降りた段階ではさほどの距離ロスもなかったんだなー。このとき、なぜだかナビがナビ放棄した(現在地を見失ってた)時間があって、こんときに東京方面にひきかえしたのがまちがえだったらしい。その後、幼友Nの実況をもとに浦和宅のTがケータイでなんやかんやと指示してくるんだけど、ナビはもうまったく逆のこと言ってるし。キレました。
ひとしきり腹にたまったものを吐き出し、空になって、灰になったころ、なんとかT宅に到着。
九月に生まれたばかりの赤ちゃんをだっこしたりすると、もう、ほんとやんわりしてるんだけど、いいよなー、と涌いてくるものあり。なんかNとふたりでばーちゃんみたいな顔したと思う。命の喜びみたいなものには、光と影みたいに、ものすごく裏腹な不安もあって、光が強ければ強いほど、強烈な痛みというか、重みも感じる。帰り道はふたりそれぞれに思うところがあった。そして突き詰めて話したわけじゃないけど、それぞれに結論というか、ちがうものを得た気がする。
N宅でおばさんに夕飯出してもらう。ひとりでBを迎えに多摩センターへ。ひとりで運転するの好きだ。とくに夜の道を走るの。ひとりに入る。ものは考えてるようで考えてない。自転車に近いか。