日曜日の郊外

教会から裏手に出て河原で涼を取ろうと思ったけど、やっぱ暑い。今日も40度ありそうだ。なんだろう、ヨーロッパ、異常気象だろうか。ひとけのない裏通りをさまよって、午後3時、これは完全に食いっぱぐれたな、と考えながら、先刻の教会から100メートルほど離れた場所に出ると、奇跡的にカフェの前。舗道に並べられたテーブルにつき、すかさずランチとビールを注文。Bは水。10分ほどあとにやってきた客は断られていた、間一髪でした。とはいえ、注文したのはハンバーグのプレートと、パタタブラバス。アメリカンな食事とっちゃいました。パタタブラバスって一度頼んでみたかったんだけど、ポテトフライのマヨネーズ添えなんだよね、高カロです、でぶまっしぐらです。

隣の熟年夫婦のテーブルにはサルシッチョン盛り合わせと、イカ鉄板焼き、素敵だなー、それがいいなあ、と思いながらビール飲む。しかしおばちゃん煙草吸い過ぎです。げほげほする。
ビール二杯目を頼みかけて、この先のトイレ事情を考え、トゥリートに。
店の大将がこれまた苦虫噛みつぶしたような顔のくそジジイ系。好みでした。バス停の位置やら、ハビエルへのアクセスや、タクシー事情など問い合わせていたら、隣のくだんの熟年夫婦が、自分たちもそっちへ行くからうちの車に乗せてあげるわよ、とか言ってくれる。なんと気前のいい!煙草けむいよーとかなり嫌味にげほげほしてたのに、まったく気にしてなかった模様。こういうおおらかなとこがいいよなー、ヨーロッパ。