「三四郎」読了。画のような、それも風景画のような文学。たくみに自然が写されている。だから、ここには、ほれこれこれこういうものが描かれていますよ、などと解説すると、もろに自分をさらけ出すはめになる。それに、ただ眺めているだけでもたのしい。そ…
いつのまにか風景が変わっている。昨日まで湿気た感じの欧州だったのに。テレビつけると一級山岳はすでに越えている。最後の三級のくだりに入るあたり。石灰質の岩盤をむきだしにした巨大な山岳の中腹。ところどころに潅木(香りの強そうなハーブのたぐい)…
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