真相とトルコ料理

yokkobukko2012-03-03

語学の授業で不当な目に遭う。母国語と論理的につきあうのが難しい。授業やめたくなる。(ヘタレだわあ)
ラテン語は別。ラテン語はやめない。しかしコーラスを優先して今週もサボってしまう。先週から正式入団した早稲田の合唱団、練習二回目。今日はジョスカンと、フェラボスコ、フェリセ(フェリーチェかも)・アネリオ。ぜんぜん知らん作曲家。単純なのに難しい。なにが難しいかというと、たぶん音の動きが予想と違うから。予想というのは、だいたい経験がもとになってるから、まるで出会ったことのないタイプの音楽、ということだろう。でも面白い。先週はひとりぼっちの外様という気分が強く、警戒してるせいで、楽しめなかったけど、今日はBもいるし、あと少しだけ雰囲気に慣れてきたのか、知らない音楽を探求する楽しみあった。
練習後は懇親会。高田馬場トルコ料理。参加者は我々含め9人だったかな(少なめ)、質問攻め、とまではいかないけど、向こうからはいろいろ質問受けたり、こっちも質問したり、互いに素性のイメージをだいたい掴む。まあ予想どおりだったけど、団の創設者や、オリジナルメンバーは早稲田大と日本女子大のひとびとらしい。そのひとたちが我々と同世代かな。だからとても若い合唱団なのだった。いちばん若いひとが25歳。いままでの合唱団では最年少だった我々が、今度は長老のほうになった。
東京で大学生活を送っていないので、出身大とかそれが放つイメージというものを、世間と共有していないな、と思うことよくある。それで損をしたことは一度もなくて、どちらかというと、のほほーん、よくわかんないーとしていられるので楽。
でもそれなりに早稲田出身のひとのイメージというのはできつつある。義理の弟とか、翻訳の師匠のH先生とか、タモリとか、タモリとか、タモリとか・・・で今日飲んだひとのなかに、プロの雀士というのがいて、このひとがものすごくバンカラ、無頼でありながらときに繊細で、あ、なんか正統なイメージの早稲田のひとに会ったと思った。四国のひとだった。
早稲田でないひとびとも、みな個性派で、総じてマニアックで、一筋縄なではいかないひとびとで、おもしろいといえば、おもしろく、それでいて隙も見せられず、神経使うなーと思いながらラクがぶがぶ飲んでたら、飲みすぎた。
ちょっとショックだったのは、いっしょに見学したT橋さんとH見さんが入団できなかったというのを知ったこと。やっぱりそうだったか・・・「ちょっとちがうかなー」が理由らしい。
ならなんで我々は入れてもらえたんだろうとBが質問したら「歌はまだまだだけど、まだ伸びると思ったから」という答えだった。買いかぶられるよりましだし、すこし気分はラクになるが、それにしても、ちょっと複雑。精進しよう。