古巣に帰る

yokkobukko2012-03-04

前の合唱団シャンブルのコンサートのアルバムを公開するため、調布へ。わたしは写真係(プロのカメラマンさんの撮った写真の注文をまとめて取って、できたブツを配る役)なので、まだまだこういう後処理が残っている。本来ネットで閲覧できるのだけど、今日集まるのは、ネット環境のないひと、操作の苦手な人、昔の仲間とおしゃべりしたいひと。集まったのは6人。それに我々入れて8人。
コンサートからちょうど一カ月。まだ一カ月しかたってないのに、なんというかもう懐かしい。みな喪失感でいっぱいらしい。日曜日が寂しくてしかたないという。でも次の合唱団まで決めて、もう新たな世界に旅立ったいるひとはいなかった。我々しか! なんか我々、なんつーか、薄情なのか?みなまだシャンブルと、K泉先生のことが諦めきれないでいる。夢のような構想を持っている。団員だけじゃない。シャンブルのホームページ、解散しましたと書いてない。次の練習日の項目にも未定とある。先生はどこにもこの団が終わったと書いていない!・・・・うーん、つまりもうこれは終わった!と認識したのは、我々だけなのかもしれない。なんか時が熟すと、また復活ということなのだろうか? えー、そんなことがあるなら、馳せ参じますよ、とわたしは言ったが、Bはもうそうなっても帰れない、帰らないと言う。
よく考えたら、それが正解なのかもな。我々はもう武者修行の旅に出ちゃったんだな。知らない船に乗っちゃった。港を出ちゃった。シャンブルは故郷。古巣。いちど飛びだしたからには、大人になるまで帰れん。なんかギリシャ神話みたいよね。オデッセー、イアソン、まあ、そういうイメージで。