ねずみさんのいるほうへ

パリ在住のともだちが秋に生まれた赤ちゃんを連れて里帰りしているので、彼女の実家を訪ねて東へ東へ、東京を横断。その名も東西線。途中荒川を越えるんだけど、ドラマチックに移る風景に心ひかれる。川を渡るって、なぜこんなに楽しいんだろ。Y木さんと、はじめて会うIちゃん。かわゆいのお、赤ちゃんは。知らないひとが来て、触ったり、だっこしたりしてくる、おかあさん、なんでこの暴挙を許すのさ、ぶうぶうという感じで、ずっと不機嫌でしたが、ぷうっとふくれた顔がかわゆいのお。夕方、ぐずりだしたIちゃんをだっこして三人で近所を散歩。おんまさんがいるという公園へ。時間が遅かったからか、おんまさんはいませんでしたが、こんもりした小山をのぼると向こうに旧江戸川が見えてくるので、ほおとなる、だあれも乗ってない小さな蒸気機関車が菜の花畑の向こうを走ってたり、なかなか楽しい公園でした。
帰りの電車で撮った写真見ると、ほんとにルノワールの母子像そっくりだった、ふたりとも。Y木さんルノワール顔なんだな。