初級ラテン語終了

めでたく、今日、初級ラテン語文法、一年間のカリキュラムを終了した。修了証書をもらったのが15人くらいかな。Y田先生からご褒美をいただく。ひとり二冊から三冊の本。わたしは岩波文庫の「ガリア戦記」「友情について」「ギリシア・ローマの名言集」いただいた。なにかの先生から、こんなふうにご褒美をもらうのははじめてだ。気前がよい、心が広いということばがあるが、まさにそれである。今日の授業からして従来のカリキュラムからはみだした補講だ。ありがたいことです。授業のあとは、先生を囲んで打ち上げ。軽食つまみながら。って、いつのまにかワインも出ている。みな饒舌。平均年齢は50歳くらいだろうか? わたしが40で、ひとり学生さんがいるが、あとは定年前後、そして喜寿越えたような紳士がひとり。職業もさまざまらしい。アート界のおじさん、ドイツ語の先生(ちょうどよいから、母音+ウムラウトの発音をおしえてもらった)、英語の先生、もちろんサラリーマン、主婦いろいろです。自分のホームの言語もスペイン語、英語、ロシア語いろいろだ。わたしはみなに学生だと思われていたらしい。質問の仕方が典型的学生的だったのだそうだ。「潔癖なくらい理屈っぽい」「青臭い」みたいなことを遠まわしに言われた、ははは、少しショックか・・・そもそも生徒同士でゆっくり話したのはこれが初めて。そして最後だろう。2時間ほど楽しくお話して解散。実際には、みな、ようやくいま、ラテン語の入り口に立ったところなのだ。Y田先生「どんなかたちででも、とにかく続けてください」とみなを激励。
はい、続けます。