ヨハネ続き

yokkobukko2008-06-08

日曜はヨハネの日。ではなくて、コーラスの日。演奏旅行というひとつの山を越えて辞めた人も多いし、次の演奏会までかなり時間があるというのもあって、実はこのところ、なんとなく集まりが悪い。バス、ソプラノが特に。テノールはもともと少ない。そんななか、わたしたちアルトだけが、出席率が高いのはなぜだろう。今日も3曲目を中心的に歌う。
気をつけてたけど、昨日のワインが残っている感じ。ほんの少しだけ胃が痛い。今日は少々元気がありません。ああ、生理のせいかもしれない。だるく、眠い。
帰りに再び図書館に寄る。今日は「ベリー公のいとも美しき時祷書」がらみの本をなでなでする。彩飾写本についての本って、挿絵、細密画の部分についての解説はきっちりしてあるのに、肝心の祈祷文についての記載があまりない。岩波書店のこれは、それでもけっこう載っているほうだけど。たとえばこないだBnFで買ったジャン・フーケの豪華本は「エチエンヌ・シュヴァリエの時祷書」の挿絵部分だけがクローズアップされた本(そういう主旨の本だからしかたない)だから、祈祷文の部分がまったく載っていない。わたしはこう、挿絵があって、彩飾文字があって、本文があって、というごちゃごちゃした、盛りだくさんなレイアウトが好きなんだよ。一葉に掲載されているのに部分ぶぶんの次元に格差があるとこがめちゃくちゃいい。なんか壁新聞みたいな・・・だから部分だけだとものすごくさびしい気分になっちゃう。