ひとりの日曜日

yokkobukko2008-06-01

月替わり。朝出かける前に、大急ぎでレセプトを出す。たづくり前の木陰でおむすび食べコーラスの練習へ。おまちかねのヨハネの三曲目に入る。美しいコラール。ここ、ほんとに歌いたかった。コーラスやほかのレスタチーボの部分とちがって、歌詞は福音書の地の文ではなく、別次元からのコメントになっている。でも誰のコメントなんだろう?とにかく、これが聖書と読者のちょうど中間をとりもつ役を果たしている。
ところでBちゃんはまだ旅の途中。電話をするとまだ清里とか言っている(てか、昨日より遠のいてないか?)。そういうことなら、のんびりするよ。コーラス帰りに図書館に寄り、世界美術大全の7巻をほしいなほしいなと触ったり眺め回したりしたあと、グラタン食べて帰ろうと階下の喫茶店寄るが、残念、グラタンは午後3時までとのこと。ショック、もう胃はグラタンになってるよ。たしかグリーンホール(公共施設)の食堂にグラタンあったよな、と行ってみると、食堂がなんか立派になっている。あれ、なんか、ちがう店になってる?名前は「スリジエ」・・・ってあの駅の向こうにあった高級フランス料理店のスリジエだろうか。きけば前のビルが市の新しい区画整理の計画にひっかかったのだそうだ。それでここに移転してきた(なるほど、それで公共施設)。でも、くどいうようだけど、ここ公共施設だよ?メニュー見せてもらうと、なるほどカフェエリアには1000円前後のリーズナブルなメニューが用意されている。グラタンはない。でもフランス生ビールと書いてある。ちぇっ、どーせBちゃん遅いんだし、贅沢してやる、とまたビール飲む。ビールとフォアグラ丼。ビールはJenlainというしらない銘柄。DUYCKという製造元のビールらしい。ジャンランってベルギー近くの町の名前なんだな。泡の刺激の強いビール。味は甘め、かな。ほんとはもう少しもたあっとしたビールが好きだけど、夏にたまに飲むにはいいかも。フォアグラ丼は想像したよりずっと上品なものだった(味も量も)。お米は軽い長細いお米。場所は公民館のはしっこ、内装はほぼ前の食堂のまま、テーブルも会議室の机にクロスかけただけ。いや正確にいうと、旧スリジエから持ち込んだらしきテーブルや椅子もあるにはあるが、この場所の全体のイメージを覆すには足りない。つまり店は広くなったんだ。しかし、このアンバランスはなんだろう。レストランエリアもこのテーブルなんだろうか?(今日は貸切バーティをやっていたのでわからない)このテーブルで一万円もするコースを食べるひと、いるのかな。めずらしいから、ときどきひやかしに来よう。
豪華本をうっとり眺めるぶたども