そしてキャラバンはパンプロ―ナを去る

yokkobukko2012-08-19

朝食、食堂で新聞広げる。「ブエルタ史に残る第一ステージ」「暑さ、喧騒、ビールと水」「ブエルタ、パンプロ―ナで輝く」「ブエルタという祝祭」などなどの文字と写真。とりわけエスタフェタ通りの熱狂を伝える記事多く、やっぱりそうなんだなーとふたたび興奮。
今日のスタートは午後12時45分。パンプロ―ナを出発したプロトンはビアナを目指す180キロの平坦ステージ。途中で昨日我々が行ったプエンテラレイナや、行きたかったエスティージャを通過する。レースを追っかけるのは難しいので、ここで一旦一行とはお別れだ。
午前のうちにまだ見てなかった大聖堂へ。みやげを買おうと思ったら、昨日まであんなににぎやかだった商店街みな休み。日曜日だなあ。すこしまったりして過ごす。サラサーテ広場でチームバスの到着待つ。


K瀬さんは見当たらない。女性二人組とお別れの挨拶。エントリー式が終わると、
 
プロトンがスタート位置につく。我々は闘牛場前の曲がり角でプロトンを見送る。けたたましい音をあげてチームカ―が去り、救急車が通り過ぎる。あっけないほんとにあっけない。これで終わりなのか?そしてあとには空っぽな街が残る。テレビで見てるときには、スタート地点の虚しさになんて思いいたらない。

いたたまれない気分。どうしよっかー、やっぱ当初の予定どおりに、パンプロ―ナの東、サングエサに行ってみようか、という話になる。
バスターミナルへ行ってはみたものの、週末にはほとんどバスがないので、結局タクシーに。ちょっと遠いけど仕方ない。帰りは夕方19時の一本きりのバスに乗れたら乗ろう。それまでの時間は、サングエサの食堂からタクシー呼んで、ハビエル、レイレに行ってみよう、と野心を燃やす。