パンプロ―ナの高熱!

パンプロ―ナに戻ると、もう街はブエルタ一色。なんか有力チームが次々試走している。ホテル帰って休憩なんてしてる場合ちがうぞ。エスタフェタ通りのバルでトゥリートもらって、障壁にはりついて試走を見る。

隣のおじさんに「本番は7時からだから、これ試走だからね」と何度も説明を受ける。そんな言ってるおじさんも激しく興奮している。
 
サラサーテ広場にはすべてのチームバスが。チームバスまわりで見かけた日本人は数人。カップル2組、女性二人組と、立派なカメラをもった中年男性。何度かみなさん、すれ違ううちに会釈する仲に(わたしも含め日本人だなあ、と思うのは、話しかけるまでの躊躇というか、壁、とういうかハードルの高さで、一度、声を掛け合うと、あとは楽)。情報交換。とりわけ立派なカメラのK瀬さんと、わりと長く行動共にした。このひとはなんと先月のツールドフランスからずっとこっちにいるらしい。「貴族ですか!?」とB。ブエルタの一回目休息日前までこっちにいるらしい。女性二人組は第二ステージあとは、バルセロナプロトンを待つとか。とにかく日頃まわりに自転車詳しいひとがいない。年に一回会うY木さんの旦那G(フランス人)が唯一、まともに話できるひとだ。だもんで昨日、今日と、こんなにたくさんのひとと自転車話ができて嬉しくてしかたなく、どんどん気持ちが高揚する。ああ、コミケとかで炸裂するひとの気持ちがはじめてわかった〜
 

第一組のスタート時間が迫るころ、アルゴスのチームバスまわりに日本人集まってきて、土井君を激励、というかサイン大会。土井君にアルゴスの帽子貰った!