オルガンとピンチョス


帰りに海様子見て、ホテル帰って水着に着替える。履物もビーチサンダルに。11時から教会でオルガンコンサート(無料)と昨日ポスターで見ていたのでとりあえずサンタマリア教会へ。
オルガン、カウンターテナー、バイオリンの編成で主にバッハ数曲、ヨハネ受難曲のアリア、ほかの作曲家も数曲。なんといってもうれしかったのはCavalleria Rusticanaのインターメッツォ。ちょうど聴きたいなあ、と思っていたので感動。
小一時間のコンサート終って外でると、またしても人!おみやげ買うには早いし、海に行く前に軽く昼飯を。教会前のアゴスト通りのバル「フエゴネグロ」で立ち食い。ここも宿のお兄ちゃんのリストに入っていた店。だみ声の親爺がいる。ほんの少し空いたカウンターに張りついて、徐々にスペースを広げるという技はすぐ身についた。というか、ちょうどよい空間が空くのを待っていたら、永遠に取りつけない。右隣のカップルが食べているのがおいしそう、それなんですか?と訊いたらアイスチーズと英語でおしえてくれた(チーズのシャーベットのようなもの)。ドイツ人でした。このバルのピンチョスはちょっと個性的。トレンドといえばトレンドなのかもしれない。

なんとかキュイジーヌ風で洒落ている。よく見たらお店の内装もこじゃれている。それでいて、カウンターの大将がだみ声で、愛想なしなのがいい。愛想ないけど、不良ぽくてどこかかわいい。左隣の客が食べていたバカラオがバカに旨そうで真似してみた。軽く火を入れただけのレア、鱈の身の張りがこう新鮮。付け合わせに赤いソースのクスクス(だけどヒエっぽいやつ)。旨いです。チャコリも飲みます。
こんなところで遭遇