ビルバオからドノスティア

ビルバオ着。午前10時近く。サンセバスチャン(ドノスティア)へのバスを待つあいだに、コーヒーブレイク。ふたりでひとつボカディージョ。時刻どおりにバス来て一時間半でサンセバ着。ぱらぱらと雨。少し肌寒い。
宿は旧市街、にゅって力瘤つくった腕みたいに海にせりだした岬の先っちょ。
 
バルで賑わう通りと通りの谷間のボロアパートの4階(あれ3階だったかな)。エレベーターなし。玄関入っての階段スペースのボロさはなんか日常感があってとてもいい。たわんだ薄暗い踊り場にあっさりした玄関。特に看板とかもない。玄関開けると、小さいけど明るいデザインスペース。すてき。ここはサーファー風のお兄ちゃんがやっている小さいペンションで、兄ちゃんは何人だか不明。彼の名はアイボン(スペイン人ならイボン?)このホテルは外見とちがって、ものすごく高機能。鍵も最新式のかざすやつだし、お湯もじゃんじゃん出るし、WiFiだし、お水ただ、飲み放題だし、気に入りました。なにより放ったらかしで、ほとんどアパート借りたみたいな感じで滞在できるのがいい。お兄ちゃんは、街の地理の説明と、お薦めバルとレストランと朝ごはんの店をざっと紹介し、花火大会の情報をくれ、スマートに去っていった。