いろいろ考えたり

yokkobukko2012-05-22

なんかずいぶんタイミングずれてるけど、たけしが問題発言したみたいのをツイッターで見かけて、なんのことを言っているんだろーという感じだったが、同性婚についてのコメントだったとは・・・そういえば、それについての話題もあちこちで炎上していたなー。
わたしは結婚するとき、ほとんどなーんも考えてなかった。なー。そもそも結婚ってなんだという実質的イメージがなかった。なんのイメージもないといったらウソになるけど・・・まず、それが社会に参加するユニットのひとつの形だという点を、ぜーんぜんとらえてなかった。
それで十数年結婚してみて、実地で経験してみて、だいぶ具体的イメージを持ちえるにいたりました(笑)が、最近ようやく、結婚しない主義のカップル、結婚という形にとらわれない事実婚(と最近はいうのかな)のひとびとが、なにを取って、なにを取らないようにしたいかというのがわかってきた。(そもそも結婚ってこんがらがる要素が多すぎると思う。愛情面、機能面、宗教面、法の面、複数の次元の要素が普通の顔して混在していて、とにかく整理分類しきれないとこが多いぞ。)それを事前に考えている点で、ものをよく考えているひとびとだと、ようやく感心しはじめた。でもそれと同様の意味合いで、前者の選択とは逆に、法的手続きを取ったユニットになりたいと願う同性のカップルのひとたちもよくよくものを考えているひとたちだと思うんですな、うまくいえないけど。
社会に参加するユニットについては、夫婦とか、父子とか、母子とか、祖父孫とか、あるいは、ぜんぜん血のつながりはないけど法律的縁組による家族とか、このさきは、もっとバラエティに富んだものになるんだろう(社会参加の形態としては、ユニットでなく個人という選択もあるし)。社会の運営側としては、なるべく益のある形態(産めや、増やせやという、あの原始からの繁栄の原則にそうならば)を取ってもらいたいなあ、と思うはずで、同性でもなんでも次のジェネレーションの育成に参加してくれるならありがたい、それ以前に税金払って、とりあえず社会に参加してくれようというそういう前向きなありかたは基本ありがたいはずで、同性の夫婦、ありがたいだろう、ありがたいはずだと思う。SFじゃ、普通だけど、まだそこ越えてなかったんだなー、現代社会は・・・と大騒ぎを見て思った。
ところで、夫婦になってこどもを育てたいばかりが法的婚姻の動機じゃない、という同性カップルもいるだろう。それはまた一段といろんなことを考えているひとたちだろうな。この話題、意外と、自分の胸ぐらを疼かせる問題だったぞ・・・