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聖金曜日の「マタイ受難曲」。コーラス1のカウンターテナー、外国人のひとの声が気持ちよかった。なんか制御しきれなくてときどき音外すんだけど、そういうの全体から見るとささいなことなんだよな。
鈴木雅明の指揮、あいかわらずものすごい集中。このひとはコラールで曲を切らない、三時間全体で一曲という大きなとらえ方で、伸ばしたりひっぱったり。細かくみると、管楽器ついてけないんじゃないか、そのスピードはとか、めちゃめちゃ走るとか、あるんだけど。カラヤンってこんなだったのかな、とか、ぜんぜん知らないけど。
水越さん、ソロありました。がまんがまん、っていうアリアとその前のレシタチーヴォ。歌った。がまんがまんの曲はすばらしかった。細い声だときゅんとします。
偶然、隣の席がK泉先生でびっくりした。なんかこのさきもいつでも会えそう。いっしょに聴きにいったAンディとSさんと楽屋にごあいさつ。なんかAンディありがとう。こんな経験したことないよ。帰り興奮した四人で焼き鳥。頼みすぎでした!