雪解けの音

yokkobukko2012-01-24

ぽとぽと・・・ぼとぼと・どぼぼぼ・・・とちょっとした滝ぽくなってきた。昨日の雪が早くも溶けていきます。空は白い雲で覆われてきたす。水ですよ、水。世界は水的なものになってます。
昨日は朝からひとりでパニくっていた。掃除終わって、買い物行こうとしたら財布がない。どこにもない。日曜は小銭入れだけ持ち歩いてた。土曜のリュックの中にもない。土曜に下北沢で落としたらしい。6時すぎに美容院で金を払ったから、失くしたのはそのあとだ。リュックから帽子を抜き出したときにいっしょに落ちたんだとすると、道端だなー。二日も経ってしまっている。下北沢派出所に電話、いまだ届はないという。財布の中には免許証もカードも保険証も入っている・・・ぐるるる、いや、きゅるるるると頭を高速回転させる。まずなにしなきゃいけないんだ、カードを止める。銀行カードも止める。残高確認する。幸い動きはない。なんだろう、ということはどこか安全な場所に保管されているんじゃないか?方々に電話して止めるべきものは止めた。あとは警察に届けなきゃだ。あと保険証と免許証の手続きかあ・・・車で行けないのがつらいなあ・・・とりあえず土曜いっしょに行動したBに心当たりを聴きたいと思うが、今日にかぎって朝業務がみっちりつまっているBに近づけない。インターバルがない。昼休みを待つ。結局一時すぎにようやく相談。「とりあえず行ったとこ全部電話してみれば」「モツ鍋屋にも」という意見。そんなはずあるまいと思ったが。
ビンゴ。カウンターの足元に落ちているのをほかのお客さんが見つけてくれたらしい。Bにこんなに感謝したことないよ。よかった。ほんとうによかった。免許証が返ってくるのがなによりうれしい。
すぐに取りにいく。「よかったですねー、また食べにきてくださいねー」と店長さん、行きますよ、ぜったい。
で、安堵とともに脱力。カード止めたから、しばらくお金下ろせないし、無駄な買い物はできない、と思ったら、財布の中にこないだおろした金がまだけっこう残っていた。なんだろう、世界には意外と善人が多いのか。下北沢までせっかくきたなら、と帰りに服屋を見てまわるうち、とにかく買い物したいという欲求に襲われる。制御できない、というか、なんとしても買い物しなくてはという気分(この心理はなんだろう。なんか病的だと思った)。短時間のあいだの緊張と緩和のせいか。とかいろいろ理屈つけて買い物。