自転車三昧

週末は涼しかった。ヨーロッパもいま涼しいらしい。アメリカは猛暑とか。極端です。ひさびさに土曜に受付仕事なく、ぼけらーっと午前過ごし、午後からサイクリング。ひさびさに国立へ。古本屋に寄って冷たいお茶、絵葉書屋さんで温かいお茶出してもらい、なんだかただでのんびりさせてもらった。とりわけ絵葉書屋さん、藤川さん、自転車大好きなひとで、人懐きこいひとで、すうっとおしゃべりはじまって、けっこう長く話した。輪行で北海道走った話とか、おもしろかった。わたしは峠嫌いの湖派というていで話をする。「ほおっ、湖派ですか〜」となんか楽しいリアクション、絵葉書も繊細なペン画。のほほんとした、ばかに明るくも暗くもない、裸足、茶色い蚊取り線香の似合う絵描きさん、なのかな、あのひとは。ペン先のコレクションに自信があるといろいろ見せてくれた。ペン先のはいった箱がいい。中身新品なのに、ぼろぼろで色あせてて、大きさばらばら。たしかにフランスの田舎の文房具屋さんの棚にこんなのあるなあ、今度ヨーロッパ行ったらわたしも探してみよう。全長２０キロ強、帰りは銀龍で肉野菜ラーメン、Ｂはラーメンと餃子のセット。
ツール・ド・フランス、今年はいろいろあったけどいよいよ最後の個人ＴＴ。まさか、というか、やはりというか、エヴァンス逆転。すごい走りでした。コンタは三位だけど、上のふたりに1分も差つけらたので、納得いかなかったろうな。延々ＴＴを改良しようとしないアンディについてはもうあきれるばかりだ。とにかく一年風洞にでもはいって、ＴＴフォーム研究するか、心を鬼にしてフランクには完全に山アシストに徹してもらうべきだ。一位以外のポディウムに何人のぼろうが、何回のぼろうが、意味がないんだよー、アンディはそれわかってるのだろうか？まだ目が覚めないなら、ずっとアマチュア、かわいい末っ子アンディのままで、フランス人にかわいいかわいい言われてればいい。
今年のツールはほんとにおもしろかったなー。