病へと下る

この道が好きなのは自転車のひとびとをたくさん眺められることと、道志の湯という町営の温泉に寄れること。温泉っていっても町の銭湯みたいなもんだけど、山間にあって目の前にキャンプ場あって、沢が流れてて、なんとなくぎゅっとまとまった小世界が好き。風呂上がりに沢で足冷やす。昼飯は津久井の道路わきの蕎麦屋へ。なんか前にちらりとみてよさそうと思ったのだが、いってみると行列。なんだ?有名なのか?時間たっぷりあるし待ってみる。味は普通かな、わたしにとっては近所の利休庵がやはりいちばんうまいの。雰囲気はかわいかった。ジャズがかかっていた。つまみがうまかった。それでBが制止するのもきかずビール注文。これが決定打だったのかな。帰りの車中、まずクーラーが寒いと思い、窓開けるが寒い、鳥肌立ち、なんとか家たどりつくがそのままダウン。この暑いのに布団かぶって震える。39度近くまで熱どんどんあがり、とにかく保冷剤抱いてふとんかぶって眠る。その夜には熱下がったが、翌日また熱あがり、結局コーラス休むはめに。折悪くBは夜中までの飲み会があるというので、ひとりで留守番しながらただただ眠る。どわーっと汗かいて夜起きたら治ってた。
火曜になって、手足にぽつぽつ発疹でてきて、手足口病と判明。そう、先週、ベビーシッター中にKちゃん、みるみるうちに39度まで熱あがったのだった。弟のうちに電話してきいたらやはり手足口病で、弟にも感染し、弟も30時間連続で高熱が出て、その後発疹で苦しんだという。「ねーちゃん、水ぶくれできた?」と聞かれたがいまのとこはでていない。でるのか?水ぶくれ、おそろしや。でも名前のついた病気ってひさしぶりで、医学書どおりに症状でるとなにかうれしいというか、正解出したような気分になるのは受験戦争世代のなんつーか後遺症でしょうかね。