自転車ないと夜更かしできるのはなぜ

あいかわらず、なんかすごい、鈴木先生。ほんと、なんか、すごいの。数秒に一回くらい、意表を突かれている。一本見終わっての消耗がはんぱねーす。予定調和がないって消耗する。
小説でも、テレビドラマでも、マンガでも、映画でも、真剣にこう第一歩めから、ん?という一歩、がらりと世界が変わるような一歩を踏んでこられると、一気にしびれてしまう。
それにしても今日の鈴木先生はいつにもましてエキセントリックであった。先生の性交渉についての哲学が突出してエキセントリックで、唖然としっぱなしだった。本気でそんなこと考えてんのか、そんなんでほんとに終着できるのか、それでどこへ着地するんだという緊張感、たまらん。緊張しすぎて、ばかに笑ってしまう。鈴木先生はいつだって本気だし、しかしたいていの物事は終着しない、が、そこまでいくか、ってとこまで事象の本質を表出させる、というのかな。先生が、先生のくせに、次から次へと、ばんばん難題の扉、それをくぐるともう帰れないような扉を開いていく、それがなんでおもしろいのか、自分でもよくわからないが魅せられている。