辰巳さんのスープ

yokkobukko2011-04-08

朝、書類、届け先に持ってったらしめきり過ぎてた!年度末だし来月には回せない。しかたなく隣町の健康センターに直接持ってく。久しぶりにきた。ここの桜は立派だ。
辰巳芳子という有名な料理の先生がいる。白髪というか銀髪をきゅっと後頭部にしぼってシニヨンにした、気丈なおばあさんだ。このひとのおしえる料理は、人柄どおりに、きりっとしていて、一本芯があるし、透き通っていて、温かそうで、なんとも旨そう。こないだ書原で買った新書版。なかでもとりわけ旨そうなガリシアいんげん豆のスープを、今日はつくりますよ!!スペアリブは数日前から塩漬けにしておいたし、豆も一晩つけたし、準備万全。本片手に粛々と行程をつめていく。肉のブイヨンもできたし、豆もできた!さあいよいよいっしょに煮込むぞ、というところで、ブイヨン一晩寝かせろの一行に気づく!一晩ですと!
・・・迷った末、寝かせなかった。あ〜〜この段階できびしい辰巳さんのおしえに反している。ブイヨン冷めてくると上に余分な油が白く浮かんでくるので、そいつは取ったが、きっと寝かせて生まれくる旨みは欠けたままだろう。でもでも今日の夕飯は必要なんです、先生!
次は完璧に言うことききます。
ツイッター。七瀬ふたたびとかエディプスの恋人で表現されるような、ひとの表層意識がどわっと入ってくる感じ。自分を見失いそうになるので、道標というか、標識みたいのを置くことにした。朝、昼、晩とか、自分なりの目盛のような。