エリート世界選手権ロード

yokkobukko2010-10-03

見はじめて数年、まだ数回目だが、いちばんおもしろかった。あのイタリアが引き金をひく、いつもの牽制がなかった(これがはじまると結果的につまらない展開になるから、よかった)。とはいえイタリア、スペインがいつもの戦国武将の押したり引いたりをやらなかったわけではなく、自滅してった。カリスマの求心力みたいのが弱まりつつあるんだろうか。伝説のとか、超人のとか、そういう時代が終わりつつあるのだろうか。それともコース設定が絶妙だったからだろうか。サバイバルレースになり、展開めまぐるしく、最終的にスプリント勝負に。
優勝は、耐えに耐え、集団でチャンスが来るのを待ったフースホフト。新城くん、最終スプリントのメンバーに残って9位。最終スプリントに日本人がいる喜び、このテンションで見れる喜び。なんか幸せじゃ〜、自転車いい時代が来たぜ〜と思ってたら、コンタがもう自転車やめるとか言っている。ツールでもバッシングはじめ、さんざんつらい目に遭って、今回のドーピング疑惑で、もうほとほとうんざりしたんだろうか。黒でも白でも、コンタがいなくなったら、つまらんなー。それでほんとうに新しい時代がやってくるのかもしれないけど、寂しすぎる。