ズル休み

yokkobukko2010-09-13

ボランティアの会議、ズル休みしてしまった。
ああ、社会的責任の果たせぬ奴よ、と落ち込みそうになるけど、ぜんぜん悪びれてない自分もいる。空っぽな行動をひとつ避けたということで、よしだ、よし、という。
こないだの土曜の話。恵比寿でカーネーションのライブ見た。新アルバムはまだだし、生存確認みたいなライブだったせいか、客の入りは少なかった。対バンがすばらしかった。曽我部恵一とランデブーバンド。曽我部さんというのは(待てよ、個人的面識がないので限定して)舞台の上の曽我部さんというのは、曽我部恵一要素100パーセントの人間だ。思うに、曽我部恵一というのはもはや、なんつーか、人類がジェネラルに有する、要素、性質、のひとつの名前じゃないか。
曽我部さんって、いつもにこにこしてるけど、けっして愛想笑いはしないのでほっとする。愛想笑いって、はたで見てるほうにもぴしぴしっと傷がつく。
誰の中にも曽我部恵一という部分、要素があって、曽我部音楽を体験すると、それが喚起され、反応するんじゃなかろーか。しかも呼び起された自分のその要素は、自分のなかでも、かなりすてきだ。ぎゅうぎゅうに開発された垢まみれの都市のなかで、ぽかっと空いた、もとの地形がわかるシンプルな空き地に出たみたいに、こんなとこあったんだなー自分に、というような、すがすがしい自分だ。だからみんな曽我部音楽が好きなんだろう。ランデブーバンドの面々の、すがすがしい曽我部恵一ぶりを見ながら思った。明日からギター弾きたい、いや帰りの電車から歌いたい、いや、いますぐ詞を書きたいと思ったね。「ふつうの女の子」「テレフォンラブ」よかった。音楽にひねりがあるわけじゃないし、なんてことない内容なんだが。今回は曽我部さんの勝ちかな〜(いや、勝ち負けじゃないけど、いや、対バンだから勝ち負けなのか・・・)