ラストサイクリング

今日はパンテオン広場をくるっとまわって、聖エチエンヌ教会のファサードを見て、ちょっと一通逆走し、モベール広場に出る。露天商が出ている。アラブの布や小物など売っている。サンジェルマン通りを通り、シテ島へ、そしてサンルイ島を抜け、アンリ四世通りを通ってバスチーユ広場へ。だいぶ自転車道路に慣れてきた。パリは自転車人口多いので、誰か先導してくれそうなひとを見つけて後ろにつくと楽だ。とはいえバスチーユのロータリーでどこが自転車道路かわけわからなくなり、舗道に避難。普通は車道の外側、つまり歩道側を走るところを、ロータリーやら交差点でだけ内側へ入るんだけど、そのタイミングがわからない。とにかくあとはリシャール・ルノワール通りを北上するのみ。ここはサンマルタン運河の暗渠(と思う)にあたる緑地帯で、なかなか気持ちよいサイクリングロードだ。地下鉄ふた駅ぶんくらい走って到着。
ちょうど十時。
だいじょうぶ自転車屋開いている。行ってみるとインド系のおにいさんはいなくて、英語の堪能なじいさんがいる。たぶんこのひとが店長。わたしがメールでやりとりしたひとだ。「せっかくVTC(オールラウンド自転車とでもいいますか、ロードとランドナーとクロスあわせたようなもの)用意してたのに、マウンテン乗ってちゃったね」と言われ、「大きすぎでした」と答える。予約時に身長体重くらい伝えておいたほうがいいってことだろう。返却物の確認をして、保証金返してもらう。旅の終わりに現金500ユーロ。あんまり乗れなかったけど、いろいろ参考になった。やっぱ借りてよかった。