多摩川を上流へ

yokkobukko2010-07-19

連休二日目、いいお天気で、めずらしく午前中にすっかり生活のあれこれが済み、余裕ができて、十一時前、自転車ででかける。とくに目的地は決めず、多摩川サイクリングロードをいけるとこまでさかのぼってみよう、というふうに走り出す。午前だが、すでに肌がじりじりと焼けるのがわかる。途中、河岸の自転車ショップに寄り、ボレロのような日よけグッズを買う。すこしばかり着用して走るが、暑すぎる、ので結局首に巻くだけにして、腕丸出しで走る。家から半時間ばかり走るだけで、いっきに川の様相が変わる。草野球地帯から、上流の、田舎の風情が出てくる。川へ降りてみる。ウスバカゲロウが水面を舞う。よっこちゃんだ、本物の!
市民プール、うらやましげに横目で眺めつつ再出発。福生まで走ってサイクリングロードを見失い、腹も減ったんで、目の前にあった看板をたよりに蕎麦屋へいったら、酒蔵のある立派な酒造所だった。見上げるようなおおきな夫婦欅があって、食べるとこもふたつあって、なかなかシックなテーマパークだ。酒屋だけあって酒の肴、つまみがうまかった。
なんも考えずに出かけたわりに、ガイドブックに載ってるようなとこへたどりついてしまった。レジャーとして充実してしまった。河原にもどってサイクリングロードの続きをすこし走る。たぶん羽村あたりまで続いているんだと思うが、なんとなく腹もくちいし、引き返す。
どうも疲れたと思ったら、日焼けだ。毎年これやってるけど、ものすごく消耗するみたい。酸欠みたいになるし、動悸もしてきて、やばいやばい思いながら、休み休み帰る。ひさびさに四十キロ越え。