夕涼みビール

yokkobukko2010-07-16

梅雨も明けてないのに、ひぐらしが鳴いています。そういえば、今年はまだあのうるさいあぶら蝉の声を聞いてない。七月半ばというのに。
忘れちゃだめだよリストの項目はとりあえずなくなりました。それで祝いというわけでもなく、単にBがお留守なので、ひとりビール飲んでおります。連日のツール・ド・フランス観戦と、明日からはスターウォーズ祭りはじまるってんで、おろおろしております。わたしの時間が食われていく!
昨日、日本語のボランティアのひとと半期終わりの打ち上げでご飯食べたときに、いつも頭かたいなこのオジサンと思っているひとが、意外とひと(わたしのような小娘)の話に素直に耳を傾け、うなずいてくれたりすることに感心しました。頭のいいひとというのは、こういうひとなんですよね。(自分の話を聞いてくれるからではありませんよ!)
わたし、昔、翻訳の師匠に「きみには独善的なところがある」みたいなことを言われたことあるんですよね。それって死刑宣告か、ってくらいショックだったんですが。全部認めるわけじゃないけど、そういうところが欠点だとは自分でも認めている・・・独善的、ってほんと、すごい、悪、つか、真っ黒っじゃないすか! 多少とかおおいにとかのボルテージないでしょ、そこには!!
それもあって、わたしはとりわけ、独善的でないものに、ものすごい価値を見出すとこがあって、おおおっ!とあがめたくなるんだなー
翻訳の好きなところは、こっちがいくら独善的になっても、真実はここだ、という感じで相手がびくともしないところ。こっちはじたばたしてるんだけど、むこうはいつもしんと落ち着いていて、ぶれないんで、次第にこちらも落ち着いてきて、向こうの話を聞こうという気になる。そういうふうに根気よく待っててくれるのが、ものすごくうれしい、という、ふうにお仕事が展開していくわけです。