TDF

ピレネー四連戦の、二日目。勝負の日、に結果的になった。アンディ、大事なとこでメカトラ。これに乗じてSサンチェス、メンチョフ、タイム稼ぐ。
なにより大論争を巻き起こすにちがいないのはコンタドールの決断で、待たずに行っちゃった、容赦なく。イエロージャージとった。
メカトラもレースの一部。そして賽はもう投げられたあとだった、しかも投げたのはアンディ本人だった。
と、正当性を示すよりどころはありすぎるほどあって、コンタの選択は不当でもないんだけど。その道はいばらの道だよ〜と。先行きを思うと胸が痛む。ツールマレーでのギャラリーの態度とか、怖い。スペイン人とフランス人が喧嘩するかも、とか不穏な空気漂いそうだなあ。
置いてかれたアンディがぶつぶつ恨みごと言ってるのは、まあしょうがないんだけど、そして同情すべきなんだけど、なんか癪に障る。表彰式での態度とか、ね、みんなおれの味方だよね、という傲慢な態度とか。
それはサクソとかランスとか、ツールの重鎮とか、通とか、そういうひとたちに綿々と流れている、漂っている、不文律というやつで、これがポジティブに機能すると、かっこいいとか、プライド高いとかになるんだけど、いかなる場合にも、弱者から見れば勝手なご都合な強者の理論だと思う。「そんなんで勝ってもうれしくない」「横綱相撲じゃない」とか古今東西そんなことを言うひとはたくさんいるけど、ほんとに言ってるとおりの内容である場合がどのくらいあるのか、その根拠はどのくらいあるのかと思う。
まあ、この場合、コンタは弱者か?という・・・とはいえ、エヴァンスは待たない、コンタは待たない、けど、アンディや、カンチェ、ランスは待たないといけない、その線引きはなんだ?