結局眠い

yokkobukko2010-06-24

ちょっと前から早起きして仕事をしている。二時間弱の短い時間だけど、集中できる。しかしこのところすこし眠さとだるさが勝ってきた。基本、眠たがりだからかな。いやテレビ見すぎだからかも。
今週はBSの映画枠で「ハゲタカ」見てた。数年前のテレビシリーズ6回分と、去年公開された映画。
テレビシリーズ今回初めて見たけどおもしろかった。うわさ通りに大森南朋がよかったけど、柴田恭平もよかった。演技力とか、そういうの、どうでもいい。役者って中味がでちゃう。それって怖い職業じゃないかなー、薄っぺらなひとは薄っぺらく、隠そうとしているひとは隠そうとしているひととして出ちゃう。このドラマはそういうひとをうまく配役してて、そのぶん演出とかしなくていいから、省エネって感じだ。そして大森南朋はそうして出ちゃう中味がチャーミングだった、ファンの気持ちわかるなーと思った。わしづーって叫んだ、何回も。はんぺーたーよりいいなー(全体にりょおまーよりおもしかった。りょおまーは最近ちょっと鼻についてる、おりょおはやっぱちょっと退屈、なんか薄い)
映画版たのしみにしてみたけど、続編というのは、ぜったいうまくいかない、とあらためて思った。テレビシリーズが6回かけて緊張させ、重力かけて、濃密にしていったものを、そのまま受け継ぐって、登場人物が同じでもできないんだな。とくにテレビ版の柴田恭平が受けていた六回分の過剰なストレス、これが肝だったよなあー。なに言っても薄かった、ひらひらしてた、今回の柴田さんは。全体に重力が乗ってなかった。映画全体ひらひらしてた。たぶんテレビで成功してた配役の方法も、映画で足を引っ張ったんじゃないか。全体に小粒で、ひらひらしてた。