大みそか

yokkobukko2009-12-31

みやこホテルの端っこの端っこのほうの部屋。窓開けると、目の前に風雅な離れが見える。眼下は冬枯れた古ホテルの勝手口裏、なんだけど、ネットの割引部屋、でもなかなかいいよなー、チェックアウトぎりぎりまで、お庭やら裏山やらを散策、裏山どんどん登ってくと、京の都が見渡せて、吹きあがってくる木枯らしと、空から吹き下りてくる空っ風でひーひー言いながら冬を満喫、贅沢だわ。蹴上を出て、坂を下りきらずに、粟田神社のほうへ、左へ左へ、歩くと、わんさと旧跡、名跡が、入場料払うまでもなく、数珠繋がりに登場してきて、油断すると、観光しちゃっている。粟田御所の青蓮院門跡の楠が立派で前に立ちすくむ。これだけでいいな、もう今日はお腹いっぱい。知恩院横切り、円山公園横切り、どんどん歩く。高台寺あたり、きのうの振り出しに戻る、ねねの道界隈、石畳と、玄関の正月飾りを見て歩く。庚申さん、というのか、おさるさん、くくり猿がいっぱいつられているとこへふらふらを導かれ入っていく。雑念多いひとはこうしてくくりつけてもらうのがいい、みたいなことが説明に書いてある。まさにわたしなんか手足くくりつけられて集中すべきなんかもよ、とひとつおさるさんを吊るしてみる。みながら、びびる。おさるさんは悪い人が大嫌いなんだそうです。
ランチは坂下ったとこにあった古い洋食屋さんでカレー。Bはなんだっけ。
あとは二部へつづく
トンハイライス、だった。とんかつののったハヤシライス。京都駅で土産みて、広島へ。雪がちらちら。広島も雪。夕方、まだ日のあるうちに家に帰る。うちは茶の間に集まって、あらたまって一年のことなど、おしゃべりするようなことしない。なんとなくテレビの前でだらだら過ごすうちにメンバーが増えたり減ったり。紅白。年越しまで起きていられず。