京都へ

yokkobukko2009-12-30

帰省。京都で途中下車。駅にホテルのカウンターがあるの便利。チェックインは3時からだけど、荷物先に預かってホテルへ運んでくれるので、手ぶらで観光できる。二年坂美術館で、刀の鍔コレクションの展示があるらしい。五条坂の上あたりまでタクシーでアプローチしてあとは勘で歩く。産寧坂二年坂、一年坂、もろ観光地で、師走で、人の出も多い。目当ての美術館はお休みでした。焼き物屋さんで急須見るが、どうもこれ、というのが見つからない。でも黄色い蝶蝶の箸置き買う。縦長の薄っぺらい箱にきちっとはまった五つ揃い。高台寺のあたりまで歩いてタイムアップ。つづきは明日。
ホテルのロビーで友人と待ち合わせ。Sさん。一年ぶりだけど、昨日あったばかりのような、双方とも互いの変わりのなさに驚きあう。タイムマシンか、これはあれ、夏への扉?この連続感は。去年から扉開けてやってきた、よっ!というよな。前回が、十年ぶりくらいだったからかな、と話す。この日はぱらぱら雨ふったりする、寒い日でした。烏丸御池京都市庁舎前あたりをふらふら。カフェでお茶。夕、仕事あがりの友人Mちゃんとも無事落ち合えて、四人で去年と同じ飲み屋さんへ。カウンターだけの感じのいい店。京都で過ごせる夜が一晩しかないため、面識のないひとびとを無理やり会わせてしまった。お前は有名スターかよ、と自分につっこみ入れつつ。ほんとしばらくぶりのMちゃんは、身辺にいろいろありすぎるくらいにあった出来事をテーマごとに屈託なく話していく。ひとの話に自らの経験からコメントするのが、優等な、すてきな会話であるならば、そんなものを構成するのはわたしにはとても無理ですが、Mちゃんは、そういう注釈や意見を求めてこないので、はらー、そかー、ふむー、そかー、はやー、そかー、とただ聴く。Sさんはなにを思って聴いているだろうか、と横見る。ものを思う顔をしている。Bは・・・と向こうを見ると(Sさん、わたし、Mちゃん、Bの席の並び)、爆睡中。なんというか、意外とバランス取れているぞ、このカウンター。明日も、あさっても、正月じゅう仕事というMちゃんを、カウンターから見送って、Sさんとお銚子の残りをちびちび。ブログの話、姉妹の話など。去年と同じく鯛茶漬けでしめてたら、お店のひとに「前もいらっしゃいましたよね」と話しかけられる。また来年も来たりしてだなー。