ドールズ

昨日かな、途中から見てしまった映画。最初から見ればよかった。北野武の映画。つながり乞食なるものが出てくる。菅野ちゃんと西島くんが胴のところで赤いロープで繋がっている。幽霊かなにかの精みたいな存在なのか、実は途中からなのでよくわからない。ぴょこぴょこした動きがまんがみたい。花輪さんの護法童子思い出す。ロシアでヒットしたらしい。わかるような気がする。過酷な運命を描くんだけど、タッチはまったくシニックでなく、運命論的でもなく、恨みつらみが生きるエネルギーに変わるとかもなく、ただ噛んで、噛んで、飲んで、飲んで、甘受する。昔ロシア映画祭で何本かみた映画に通じるものあるかも。たけしの映画、そんなに知らない。わるくない。アイドルのおっかけの男の子が何度も何度も同じシーンを反芻するところある。ほんとに何度も。ものすごく気にかかっている。こんな感じだ、わたしも、と思う。