語学の会

学期最後の日、ディクテのクラスの仲間と忘年会。場所は浅草橋のアルザス料理屋。仲間といっても私以外の三人はほんとの仲良しさんたちで、今回誘ってもらってなんだか恐縮だなあ、とせめて場をもりあげなくては!とかいつものように空回りしそうになったが、これがもう垣根のない、明るいひとたちで、なんか日ごろの自分の生きているフィールドがじめじめしているせいか、いっしょにご飯食べててまぶしいし、楽しいし、なんか隣の席のフランス人夫婦たちとも、いつのまにか和やかにおしゃべりしてるし、ほんわか仲間になってるし、しまいには家に招待までされてるし、お店のひと(日本人)までまきこんで、ほんわかしちゃってるし、なにもかもがまぶしい、というか、みんなと別れたあとで、じわ〜と悲しみのようなものが、奥そこのほうから染み出てきて、なぜだかすこし息苦しくなってしまった。
なんか心が落ち着かなくなって、帰りにそうだ今日は翻訳クラスの飲み会だろ、まだ間に合うんじゃないか!と、飯田橋で電車降り、いつもの中華料理屋に行ったら、誰もいない!!「もうおわった?」と店長に聞いたら「今日じゃないよ〜!」と大笑いされた。たまたま飯食ってた知らないおじさんにも爆笑され、なんか気分は少し楽になったのだった。けっきょくわたしは幸せだったの、不幸せだったの、楽しすぎたの、よくわからない。