絨毯の日

yokkobukko2009-11-14

午前はおしごと。昼にAちゃんが注射をうちにやってきた。ついでにみなでおそば。
だんだんいいお天気になってきたみたい。気温も高いし、明日にしようかとおもってたけど、浅草橋のギャラリーで催される絨毯展を見に行く。何十枚もの、傑作をいっぺんに拝める、そしてなでなでできる、わたしにとっては年に一度のお祭りのような、たのしいたのしい日。神戸の絨毯屋さんのMハンさんに会うのも、ほとんど一年ぶりになる。MハンさんもY絵さんも変わらず元気そう。この秋のイランでの仕入れは充実したものだったらしいですね。新顔の絨毯はバラエティ豊か、愛くるしいのが多かった。色が楽しいガベ、見事に濃密なビジャー、わくわくしてくるようなルーリークルド・・・そのなかで、ガベのタイルのようにも、コーカサスの星のようにも見える、銀河がどんどん生まれてる混沌とした宇宙みたいな、なんなんだろこれは、というような目が覚めるような子に気持ち全部もってかれてしまった。絨毯の絵柄、文様を表するときに、Mハンさんがときどき「ナイーブ」という表現を使ってて、あっやっぱりと思った。やっぱりこういうふうに使うんだなと。表されたものを見ると、素朴という言葉だけではカバーしきれない、力強いものを感じる。自分の内で共鳴が聞こえるような。
たのしいときって、なぜ頭が痛くなったりするんだろう、空気が詰まっていくのか、いっしょにご飯たべたかったのに、強烈な偏頭痛に見舞われ、半泣きで辞退。