湖へ

yokkobukko2009-08-16

旅は後半へ入ります。今日からは西湖のキャンプ場です。
やはり早朝目が覚める。昨夜Bは疲労のせいで眠れなかったらしい。まくらもとに「プルートゥ」散乱している。全部読んだのか。このペンションは客室がみなロフト構造になっている。下にシャワーとトイレ。つきあたって階段のぼると上が寝室というちょっとかわったつくり。階段のところに窓があって、そこに坐って外を眺めるのがちょっと気持ちいい。待ち窓もそうだけど、ぼんやり窓の外を眺めるのってなんでこんな心が落ち着くんだろうか。窓からは宿の裏手に広がる草原と、向こうに木立。そのうちにBも起きてきて朝風呂。少し宿の周りを散策して、朝食。やっぱり体重い。鉛。今日は湖畔でのんびりしよう。休暇もあと半分。
チェックアウトの際、宿の大将と女将さんと自転車話。女将さんはぜったい自転車乗る、燃えてきた、と言っている。ホテルなんかに比べると過剰な愛想はないけど、気さくでいいなペンション。
 お世話になりましたと出発。
西湖まで、渋滞するかとも思ったが、けっこうすいすい走る。四日前、真夏日のなか、ひいひいペダル漕いだ道を今度は車で走る。今日は富士山もきれい。
ふむ。
10時すぎに西湖のキャンプ場到着。さすがにチェックインには早いが、とりあえず自転車を降ろして組み立て、施設内のコインランドリーでたまった洗濯をする。待ち時間、売店のバーゲン品、袋から出すとぽんと開くレジャーシートと監督が坐るような椅子を買って、松林に持ってってまったり。ここは樹海の一部なんだな。湖が見えます。はじめてじっくり持ってきた本読む。グリーンの「Minuit」。途中、カフェでランチ。タイカレー。ふたたび湖畔でのんびり。今日は自転車乗らないかもしれないなあ。
   
二時、チェックイン、コテージへ。ここは素人向けのキャンプ場、売店に行けば何でもそろうし、きれいな共同炊事場もトイレもお風呂もある。昼過ぎ、義妹と甥っ子を河口湖駅まで迎えにいき、帰りにバーベキューの食材買う。外食つかれた。でも火つけられるのか?誰ひとりアウトドア人間はいないのだった。