ジロ第十九ステージ

いよいよヴェスヴィオ登山。途中、ナポリ、ソレントの海があんまり美しいんでうとうとしました。ステージ展開、まるでこの「むし」読んだの?というようなサストレ、バッソのアタック。ディルーカメンショフのミニマルなせめぎあい。なんかやだ、とか言ってほんとごめんと脱帽する、男ふたりのスペクタクル。猛追するペリツォッティの二年連続ぎりぎりでの表彰台落ちはぜったい御免だ!という叫びのような走りにもぐっときた。いよいよクライマックス迎えたな、という実感あり。ほんと全員がやるべきことをやって、結果を出した。もう足しても引いてもこれしか出ん、という解答。サストレ逃げ切って優勝。総合は四位、タイム差は2分までもどした、もどしたけど総合の表彰台には手が届かんかったか。サストレ的にはもうできることはない。今日のレース、実はペリツォッティもタイム差を縮めた。ディルーカにいたっては20秒をきった。しかしこれを個人タイムトライアルだけでひっくりかえすのは、きびしい。いや、やっぱ明日も動くのかなー。明日のステージ、最後の勾配、ディルーカにだけは勝機あるかもしれん。