ジロ第二ステージ

やっぱグランツールはおもしろい。ただ勝てばいいんじゃない。自分らしく、自分たちらしく勝たなきゃ(もしかするとほんとに)意味がない。今日は平坦ステージだからまあスプリント勝負だろうね、と見てるほうは思う、まあ、結局はそうなるんだけど、でも、ジルベールが出る、ガスパロットが出る、ポッツァートが出る、これをつぶしにかかるディルーカ王(今日は最強アシストに徹す)、ゴール前2キロきって、お待たせしました!とカンチェラーラが飛び出す、もうなに、みんな、歌舞伎の見栄ですか? 俺サマをみろ!とみながおっしゃる。きらきらしいよお。もうもう、かっこいいっす! そしてクライマックス・・・ペッタキvsカヴェンディッシュ。田舎の子を押さえて熟練色男が優勝。あの一瞬の攻防に男萌えたのは栗村さんだけじゃあるまい。よくできてるし。まだ第二ステージだっつうのよ。なにこのお祭りな感じは?
舞台はトリエステ。おお、ウンベルト・サバアドリア海を臨む坂の町、なんつかもりだくさん。それにしてもトリエステに入ってからはテクニカルなコースでした。思いきり先頭付近にいるランスはもうぜったい怪我したくないんだな、と思った。でもそんなんにポポつかうの?社長?もう社長気分?